画材・道具 絵を描く

モデリングペーストを使って印象に残る作品を描く「乾燥時間について」

 

 

こんにちはwashioです。

今回はモデリングペーストの乾燥時間について記事にしました。

 

絵の仕事を初めて感じたことは、自分の作品の画風。

画力のある画家は沢山いますが、必ずしもその作品が売れているかと言うとそうでもない場合もあります。

私もアートの販売サイトで作品を売っていますが、そういったサイトでは、画家の個性が発揮できなければ沢山のアート作品に埋もれてしまいます。

そして自分の画風が個性的だと思っても、人々のこころを打つものでなければ購入には至りません。

いきなりですが、今回はモデリングペーストを使って、人との差別化した作品を創って見たいと思います。

 

自分の画風を見つけるために

 

 

自分の画風を考えるきっかけ

私が初めて絵を売ったのは、趣味で描いていたものを是非譲ってほしいと頼まれた時でした。

こちらの記事で、詳しく書いてありますので興味のある方はぜひ

「自分の描いた絵の値段を決める」

 

その絵は鉛筆で描いたものでした

サイズはA3サイズのケント紙にかいた鉛筆画です。

この作品をインスタグラムにアップしていたら、たまたま行きつけの料理屋さんで知り合った方がぜひ欲しいと頼まれました。

当時は自分の絵を売ろうなんて思っていませんでしたので、ただ同然でお譲りしました。

その方も私が画家としてのプロ宣言をしたときに、

その作品を申し訳ないから返すとおっしゃってくれました。

しかしその出来事がプロ宣言をするきっかけになたので、

大切に持っていて下さるように伝えました。

 

調子に乗ってネット販売をはじめて気付いたこと

 

プロ宣言をして、調子に乗り絵画販売サイトで絵を売り始めて気が付いたことがありました。

  • アート販売サイトでは印象に残る作品が大事
  • 販売サイトに載せるだけでは宝くじ並みにあたらない
  • 画家はファンビジネス

 

上記の三点が、サイト販売を初めて解りました。

当然1年近く全く売れることは無く、落ち込みました。

 

アートサイトで記憶に残る作品

 

現在、アートの販売サイトは沢山あります。

どこのアート販売サイトでも言えることは、沢山の作品が掲載されているので、

作品を登録しているだけではすぐに埋没してしまう。

登録した時は、新着作品として比較的に分かりやすい場所に載せてもらえます。

しかし次から次へと新たな作品が登録されるので、自分の作品はすぐに埋没してしまいます。

 

ネット活動で絵を描いて生きたいと願う人は、そんなサイトを何度も見たことと思います。

私もそんな人々と同じように、いろいろなサイトを何度もなんども見に行きました。

そして思ったことは、

「絵の上手な人は山ほどいる」

という事。

数多くの作品を見た後に、記憶に残る作品は画力がある無しにかかわらず独特の個性を持っているっていう感じ。

 

写実画家の方には失礼になるかもしれませんが、

私は「まるで写真のような絵だね」と言われるのはちっともうれしくありません。

しかし写真のように絵を描くことは恐ろしいほどの画力が必要なことは知っています。

もっとも、写実的なタッチでも強烈に引き付けられる何かが在る画家さんもいます。

その画家さんたちは、やはり独特の世界観を持っていますよね。

私も大好きな画家さんを上げれば、山本雄三さん・内田すずめさん・中上誠章さん・疋田正章さん・山本大貴さん・粉川江里子さん

数え上げれば限りがありませんが、皆さんは一流の方なので当たり前ですが、

写実の作品は恐ろしいほどのテクニックで描かれていますし、

作品を見ればすぐに誰なのかわかる強烈な個性を持っています。

 

ですので強烈な画力・テクニックの足りない私は、違った形で個性を発揮することにしました。

 

 

販売サイトに載せるだけでは宝くじ並みにあたらない

 

例えば大手のハンドメイドサイド「creema」

アートカテゴリーでの掲載点数はざっと8万点

 

同じくハンドメイドサイト「minne」

そこではおおよそ10万点の作品が掲載されています。

 

そんな中で計画も無しに出品した作品を、お客様に選んでいただくというのはかなり難しいと思います。

 

私がアーティスト登録している「casie」でもおおよそ8000点の作品が掲載されてます。

 

そこからお金を払って絵画を購入したりレンタルしたりしてもらうのは大変です。

 

現在私は「casie」に13点の作品を掲載、

4点がレンタル中です。

そしてオーダーが一点、購入が1点と言う成績です。

期間としてはちょうど2年になったところです。

作品はお店でも販売していますので(美容室をしていてそこで販売しています)

登録作品の数が中々増えませんが・・・

 

私もcasieに掲載してもらっているだけでは、一つもレンタルされていないでしょう。

 

現在やっていることは

インスタグラム

ツイッター

それと、このブログです。

 

インスタではマイページから「linktree」を使ってcasieに誘導しています。

ツイッターでは新作の紹介

そしてこのブログでcasieについて記事を書いています。

何人かの読者の方にご連絡をいただきcasieのお話をさせていただきました。

活動は少ないのですが、それをしていなければcasieでの成果は全くなかったのではと思っています。

 

casieについてこちらを参考にしてください

 

「自分の実力を試すためにcasieに作品登録しよう」

 

「casieにアーティスト登録をして1年が経つ。はたして作品がレンタルされたのか」

 

「作品のオーダーはどんなものでも引き受けた方が良いのですが?」

 

 

モデリングペーストを使った表現はこれからますます使えます

 

 

私がモデリングペーストの使いかたが良くわからなかった頃、

あるサイトで見た作品が、立体感が在りきれいな色彩の作品でした。

これはいったいどうなっているんだろうと思い、作品説明を読むと「モデリングペースト」と言う文字があり

その後モデリングペーストについて調べました。

 

「自分の画風を生かすのはこれだー!」と思いました。

 

モデリングペーストの私の使い方についてはこちらのサイトを参考にしてください

「メディウムを使っていろいろな表現にチャレンジしよう」

「モデリングペーストの使い方決まったやり方のしばられない」

 

このモデリングペーストを使った作品を「creema」に登録しましたが、ポツ、ポツと売れていきます。

クリーマに関しては、インスタグラムでたまに紹介するくらいですが、やはりそれをしなかったら全く売れなかったかもしえません。

数カ月に一点と言う感じの販売ですが、小さい物でも単価が1点1万円以上なので張り合いはあります。

 

 

モデリングペーストの乾燥時間

モデリングペーストを使った作品は、ある程度練習が必要だと感じて、何種類かのモデリングペーストを使いました。

日本製の「リキテックス」「ホルベイン」などは盛り上げも楽で、比較的早く乾燥してくれるので仕事が早いです。

 

ただ価格的に20号以上の大作品を創るときは「フェニックス」のモデリングペースト使っています。

大きいサイズでは、たっぷり4000ml入っているので、途中で足りなくなる心配が無く大胆に使うことが出来るので重宝しています。

しかしこのフェニックススのモデリングペーストは、完全に乾燥するのに時間が掛かります。

厚めに塗った場合、4〜5日置いた方が良いかと思います。

 

どのような表現をしたいか

また、やりたい表現によって、モデリングペーストを使い分けましょう。

盛り上げを激しくシャープに行いたければホルベインのハイソリッドモデリングペーストがおすすめです。


思い切り盛れて、尖りも出せますしシャープな感じも出せます。

乾燥時間も一晩おけば大体乾いています。

前出したフェニックスのモデリングペーストは、乾燥も遅いし、かなり痩せます。

しかしなめらかさが私は好みなので使っています。

 

まとめ

 

今回は印象に残る作品を創るために、モデリングペーストを使ったという記事を書きました。

印象深い作品を創るのには、いろいろな方法があります。

もちろん画力を上げることも大前提なのですが、それ以外のものを使って印象深い作品が出来るなら利用しない手はありません。

現在のwashioはこんなことを考えて作品制作をしていますが、今後また参考になる方法や材料がありましたらご紹介していきたいと思います。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

washio

 

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