国立近代美術館「TRIO展」美術に詳しくない方ほど行くべき展覧会
TRIO展にいってきました。
私がよく使うSNSなどでは、それほど「すごいぞすごいぞ」という感想や、コメントなどなかったのですが、最近東京へもあまり出かけていないので、気分転換のためというと言い過ぎですが、出かけてきました。
繰り返しになりますが「すごいぞすごいぞ」という声を、あまり聞かなかったのでそれほど大きな期待をしていなかったのですが、それは大間違いでした。
タイミングのある方は是非お出かけになあった方が良い企画展でした。
目次
国立近代美術館てあまり行かなかったのですが
国立近代美術館は、今回が初めてでした。
住まいが長野県ということもあり、上野の美術館に行くことがほとんどです。
北陸新幹線で上野駅で下車すればすぐに目の前にある施設なので、どうしてもそちらを利用するという感じでした。
北陸新幹線を東京駅で下車してから
今回、国立近代美術館へ行くのに使った交通機関は、東京メトロ東西線。竹橋駅を降りるとすぐにあります。
言葉にすると簡単なのですが、実際に信州の山猿がたまに出かける都会はまるで迷路でした。
せっかくですので、整理も含め次に行く時の記録として書き残しておきます。
東京駅の最寄りの東京メトロ東西線の駅は、「大手町駅」になると思います。
新幹線を降りて迷わず東西線に向かうには、降りたホームの出口階段を日本橋口の階段を降りることから始まります。
北陸新幹線東京駅到着ホームは、20番・21番・22番・23番が共通だと思います。
どの車両から降りても、車両番号の大きい方側、(北陸新幹線の場合東京に向かって後ろ)
ホームの最も後ろ(上野方面)に日本橋口降り階段があります。
この日本橋口は新幹線専用の改札なので、在来線乗り換えには使えませんので注意しましょう。
ホームの全く端っこ、また新幹線専用改札ということもあり、とても空いていて果たしてここで良いのだろうかと少し不安になりました。
もちろん東西線大手町駅への行き方はたくさんありますが、この方法が1番地上へも出ずに雨の日でもいけると思いました。
この日本橋口は利用時間が8時半〜19時30分までですので、注意しましよう。
日本橋口を出て建物の外へ向かうと出口の手前、右手、2階にスターバックスがあり、そこのしたの階段を降ります。
何通りか行き方はあるそうですが、私は出口前、右側階段を降りました。
階段の入り口に東西線という表示があります。その階段を降り通路に出ると、あとは通路に東京メトロの各線への表示が続くので、その通りに行くと改札に辿り着きました。
東西線で、中野・三鷹方面行きの列車に乗れば次の停車駅が「竹橋駅」
階段を登って地上に出ると右方面に「国立近代美術館」が見えます。
TRIO展チケットを購入。新幹線内のWi-Fiではうまくいかない
TRIO展入場するのに、上野地域にある美術館のように、チケット購入に時間がかかると嫌だと思い、新幹線の中でオンラインチケットを購入しようと考えた。
しかし、登録してある何社かのオンライチケットが決済画面になるとうまく進まず、諦めて美術館のチケット売り場で買うことにした。
オンラインチケットを買うなら自宅等で準備した方が良いと思います。
オンラインで購入できる時代とはいえ、やはり事前の準備をした方が安全ですね。
国立近代美術館チケット売り場でチケット購入。ちょっとだけガッカリしたこと
最近は事前にオンラインチケットを購入して出かけるので、久しぶりに現地売り場でのチケット購入に期待をしていました。
一般 2,200円(2,000円)
大学生 1,200円(1,000円)
高校生 700円(500円)
勝手な思い込みでしたが、以前現地の窓口で購入したチケットは、しっかりした紙でその企画展等のデザインで印刷してありました。
それをパンフレットと一緒にファイルするのが楽しみでしたが、今回窓口で購入してみると、QRコードを印刷したただのレシートがチケットでした。
もしかしたらこれも新型コロナの期間でこうなったのかもしれないし、経費節約なのかもしれないが、本の少しだけ寂しく感じました。
ただ今回のTRIO展チケットを購入すると漏れなく所蔵作品展「MOMATコレクション」をみることができます。
国立近代美術館の所蔵作品は重要文化財になるようなすごいものもたくさんあるので、是非体力があれば見ていきましょう。
本題のTRIO展はどれも一度は聞いたことがあるようなすごい作品
今回展示されている作品は、どれもがどこかで一度は見たことのあるような作品ばかりでした。
作品構成は「川のある風景」だとか「美の女神たち」だとか国や時代は関係なく、面白いくくりで作品を分けてあり、なかなか興味深く思えました。
内容や展示作品は、テレビ・雑誌・色々なサイトで詳しく紹介されていますので、軽く目を通しておくと分かりやすかと思います。
私は、岸田 劉生・原田直次郎・モディリアーニ・マリーローランサンなど、あまりにも有名すぎる作家なのに実物を見たことがなかったのでめちゃめちゃ満足でした。
音声ガイドは必ず聞きましょう
毎回美術展などにいった時に書くブログ記事に絶対いうのは「音声ガイドは必ず聞きましょう」です。
私も最初は600円から1000円くらいする音声ガイドは「もったいなくて事前に勉強すれば良いだろう」と思っていました。
始めた妻と言った美術展の時に、当たり前のように音声ガイドを借りている妻も見て「もったいないじゃん」もいえずに、また「なんかインテリっぽくてカッコいい」なんて思って私も当たり前のように借りました。
(もちろん若い頃の話です)
ドキドキしながら音声ガイドを聞いてみると、なんと頭に入る入る。
聞くと聞かないとでは、鑑賞後の脳内が全く違って驚きました。
それがわずか1000円以下で借りることができるなら、借りた方がいいでしょう。
今ではスッマートフォンでも聞くことのできる音声ガイド聞く美術を入れれば自宅に帰ってきても期間中は聞くことができます。
なんと復習できてしまうんです。お得ですよね。
それに作品展ごとに色々なナレーターの方が解説してくれて、今回は女優の「有村架純」さんが解説してくれました。
とてもお上手で驚きました。
まとめ
まとめも何もないのですが、「上野の美術館は行ったことがあるけれど竹橋の美術館はまだ行っていない」
と言う方もいるのではないでしょうか。
そう言う私もいきやすく聖地できな上野にある美術館は何度もいきましたが、今回の国立近代美術館は初めてでした。
東京都美術館・西洋美術館・上野の森美術館・国立新美術館などの方が行きやすいと言うより、美術館好きです的な気がして竹橋には足を向けることがなかったのですが、反省しています。
このTRIO展は会期が
東京国立近代美術館8月25日(日曜)まで
大阪中之島美術館9月14日(土曜)から12月8日(日曜)までです。
とてもおすすめな作品がずらりです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
今後ともよろしくお願いします。
washio