こんにちは。
washioです。
アクリル絵の具の乾燥が早いのは特長でもありますが、メディウムを使って乾燥を遅らせることもできます。
製作上でアクリル絵の具の乾燥を遅くする方法の記事はコチラ。
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アクリル絵の具の乾きを遅くして、グラデーションなど表現力を高めよう。
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しかしパレットに絵具を出し過ぎて、もう数日間使いたいのに・・・と思うことも。
アクリル絵の具の乾燥を遅らせる方法【乾燥させずに数日使う方法】
そんな時にこんな方法もあるというお話です。
目次
アクリル絵の具の乾燥を遅らせる方法【乾燥させずに数日使う方法】
制作中に乾燥を遅らせる方法は、リターダーなどのメディウムを使えば大丈夫です。
しかし出し過ぎてしまった絵具を、数日間使いたい時、私はこんな工夫をしてうまくいっています。
- 乾燥を遅らせるメディウム
- 梅鉢パレット
- 蓋つき容器
- 保水ジェルポリマー
上記4点を使って、出してしまったアクリル絵の具を乾燥遅らせて使う方法を説明します。
乾燥を遅らせるメディウム
ゴールデンアクリリックス 「リターダー」
リキテックス 「スロードライブレンディングメディウム」
などの乾燥を遅らせるメディウム用意します。
なんだ結局メディウムを使うんじゃんと思われるかもしれませんが、今回のやり方は数日間乾きを抑えることが出来ると言うことで、沢のメリットがあります。
ぜひお使いください。
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梅鉢パレットを用意
陶器製の梅鉢パレット(梅皿)を用意します。
必ずサイズ8.5cmで陶器製の物を使いましょう。
このサイズは後述する蓋つき容器にサイズがちょうどよいために私はこのサイズを使います。
蓋つき容器の用意
私は、中央化学の使い捨て容器「SDキャセロ4K100-46W」 という蓋つき容器を使っています。
この容器のサイズが8.5cmサイズの梅皿にちょうど良い大きさです。
保水ジェルポリマーの用意
保水ジェルポリマーは、本来植物栽培、水耕栽培、またフラワーベースなどに使われる保水材です。
これを蓋つき容器に入れておくことにより、パレットに出したアクリル絵の具の乾燥を遅らせ、翌日や場合によっては数日間アクリル絵の具を乾燥させずに使うことが出来ます。
手順
簡単に説明します。
- 使うアクリル絵の具を梅皿に出して、私の場合リターダーを混ぜます。梅皿は各色が小さく仕切られているので、リターダーを混ぜてゆるっくなった絵の具も他の色とまざることはありません。
- SDキャセロ4K100-46Wの底に保水ジェルポリマーを並べまて、梅皿を入れます。SDキャセロ4K100-46Wと梅皿8.5cmの大きさは、ぴったりになります。(この保水材は水を次つぃて上げれば相当長い期間使うことが出来ますが、水が腐ることもありますので、時々水を交換しましょう。
- そのパレットで蓋をまめに開け閉めして使えば、5日くらいは十分乾燥せずに使えます。
※その時の気温や湿度により、結果は変わることがあります。
まとめ
今回は簡単に出来る、アクリル絵の具の乾燥を遅らせる方法【乾燥させずに数日使う方法】です。
私の場合、絵の具を一気にたっぷりとキャンバスにのせる描き方はしないので、このやり方で少量ずつ使うにはとても重宝します。
また混色して使うときなど、再度 絵の具を混ぜて色を作るとなると、同じ色が作りにくい場合があります。
そんなときなど、この方法で少し多めに作っておいても、しばらく乾燥せずに使えるので便利かと思います。
これはあくまでWashioが自己流で考えて行っているやり方です。
同じようにやって満足できなかった場合もあると思いますので自己責任で行ってください。
ここまで読んでいただき本当にありがとうございました。
これからも、もしかしたら皆さんのお役に立つのではないかと思うものがありましたら、どしどしご紹介していきますので、よろしくお願いします。