アクリル画を描くのに使う支持体の種類
画用紙やスケッチブック、ケント紙やワトソン紙、絵の具を使いだすと、貼りキャンバスや木製パネルに貼った用紙。
色々なもので色々なものに絵を描くって楽しくてしかたがないです。
アクリル絵の具を使い始めた時に。支持体をどうしようかと悩んだ頃の記事です。
アクリル画、キャンバス張りか木製パネルに水張りか
普段私がアクリル絵の具で描くときは、キャンバス張りか木製パネルにワトソン紙を水張りしたものを支持体として描きます。
キャンバスは絵の具をのせる時、柔らい感触で気持ちよく塗れるのが好きなのですが、毛足の短い「ハケ」で叩き込むように塗る時は、支持体が木枠で張られた布のため布が歪んでしまって、絵具がうまく塗れません。
木製パネルは支持体がしっかりしたべニアのため、たたいて描くときにはまことに都合がよいのですが、筆を柔らかく使うときには硬い感触が、気持ちよくありません。
筆とハケ、どちらか一方だけを使うのでしたら、そんな違いは関係ないのですが、僕の描き方は硬いハケでたたいたりこすったり、柔らかい筆でそっと置きに行ったり、といろいろな描き方をするので、まことに都合が悪いのです。
現在は布キャンバスを使っています。
それも、布のゆがみを防ぐためにある方法を考えました。
発泡スチロールを使う。
それはキャンヴァスの裏側に、木枠の内側に入るサイズの発砲スチロールをあてます。(はめ込んで)そうすると、ハケで塗るときのしっかり感は得れますし、発泡スチロールを少しずらしてはめ込むと筆の柔らかい塗り方ができます。
この発泡スチロールを使うようになって作品の幅が広がったような気がします。
何より、描いている自分自身が以前より気持ちよく作品を表現できるのが楽しいです。
同じような「やり辛さ」を感じている方はぜひお試しくださいね。
夢を絶対にあきらめない。
幼いころから画家になりたいと思っていた。
私が子供の頃は、(今もそうかな)そんな夢みたいなことを言っていないでしっかり勉強しなさい。と皆に言われた。
自分も大人がそう言えばきっとそうかな、と思い少しずつ「夢はかなわないもの」だと思うようになっていった。
でも平均寿命の3分の2を使ってしまった今は、だれになんと言われても画家になって楽しむんだと心に決めています。
拙い内容の文章をここまでご覧いただき大変感謝しています。今後ともよろしくお願いいたします。
washio