わんこ 生き方

愛犬の死が私にくれたもの。「鈴」と暮らした14年間「子宮蓄膿症」【3】

愛犬が私にくれたもの。

前回では門脈シャントが原因で肝臓障害が起きているお話をしましたが、少しだけ回復しました。

 

こんにちはwashioです。

愛犬の死が私にくれてもの。「鈴」と共に暮らした14年の続きです。

【1】【2】は下にリンクしてありますのでよかったら読んでください。

愛犬の死が私にくれたもの。「鈴」と共に暮らした14年間、若年性白内障【1】

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愛犬
愛犬の死が私にくれたもの。「鈴」と共に暮らした14年間【2】顔面麻痺・門脈シャント

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愛犬の死が私にくれてもの。「鈴」と共に暮らした14年1

愛犬の死が私にくれてもの。「鈴」と共に暮らした14年2

 

門脈シャントが原因だと思われる肝臓の状態

 

門脈シャントが原因だと思われる肝臓の状態です。

獣医さんに薬を出してもらい、フードを指示通りに変えて一週間後再び検査をしました。

たまっていた水がきれいになくなっていてました。

そういえばその時はいびきもあまりしなくなっていました。

お薬とフードが良かったのでしょう。

その当時、心臓や肝臓に問題が出てきて、これからいったいどんなことが鈴ちゃんと私たちに起きるのか少し不安でした。

獣医さんから禁止されていた、お散歩も解禁になりました。

しかしお散歩は電柱 二本分だけと制限があります。

電柱二本て言ったら、往復5分もかからない距離じゃんーって突っ込みたくなりました。

でもその時の鈴ちゃんのは、電柱二本だけのお散歩しかできない、というカラダだったんですね。

 

キャバリアの鈴ちゃん、満10歳を迎えることが出来ました。

 

happy berth bay

 

6月7日生まれの鈴ちゃん。

何と10歳を迎えることが出来ました。

キャバリアは比較的病気の多い犬種です。

鈴ちゃんもいくつかの病気を抱てますが、10歳まで頑張ってきました。

その時は、心臓と肝臓のお薬を服用していながらのお誕生日です。

後どのくらいの期間、この子と一緒にいられるのだろう。

私たち夫婦は口には出しませんでしたが、10歳という年齢を考えると、これから毎日を悔いなく一緒に過ごしていきたいと思いました。

お散歩禁止のため寝ていることが多かった鈴ちゃん

 

 

子宮蓄膿症の手術

子宮蓄膿症の手術をしました。

結果から言うと手術は無事終わり、回復しましたが、この病気にならずに一生暮らせるわんちゃんもいるので、私たちの管理不足を感じました。

 

子宮蓄膿症の原因

子宮蓄膿症の原因は、発情期の後免疫力が低下した時、細菌などが子宮内に侵入し増殖して起こります。

発情期を迎えた犬(動物)は、妊娠のためのホルモンを分泌します。

その一つの黄体ホルモンは、排卵後に子宮被膜を肥厚させ、子宮の中を受精卵が着床しやすい状態にします。

その肥厚した子宮被膜は、細菌感染も起こりやすくて、子宮蓄膿症が発症した少なるそうです。

原因菌は大腸菌、ブドウ球菌、サルモネラ菌など様々だそうです。

 

症状

この病気は初期のうちはなかなかわかりませんが、悪化してくると食欲減退や元気がなくなり、吐き気がなどがあります。

陰部より膿が出たり、おなかが、溜まった膿で膨らむこともあるようです。

また毒素が腎臓にダメージを与えるため多尿になり、その結果多飲になります。

多飲多尿の時も、子宮蓄膿症の可能性を疑ったほうが良いかもしれません。

 

鈴ちゃんの場合は、心臓や肝臓が悪かったために、定期的にエコー検査をしていたので早めに見つかりました。

 

 

子宮蓄膿症の検査から手術。

鈴ちゃんの場合ですが、繰り返しになりますが、心臓と肝臓に問題があったため毎月一回エコー検査をしてもらっていました。

避妊手術をしていないこともあり、獣医の先生は子宮蓄膿症のことも気にしてくれていました。

10月にエコーで診てもらったところ、子宮の当たりが黒く写っていて、子宮蓄膿症の疑いがあり手術を勧められました。

スグに手術に踏み切ることが出来ずに、一週間ほど抗生物質で様子を見ることになりました。

鈴ちゃんの様子はいたって元気そのもので、食欲もあり水のがぶ飲みもなく余計手術に踏み切れませんでした。

 

一週間後の検査では、子宮の膿は全く治まることは無く、獣医さんはここ2・3日内に手術をしたほうがいいでしょう。

それ以上は待てません。

そして少しでも体力のあるうちに手術をした方がいいと・・・。

私たち夫婦の心配を察してか、獣医さんは現在の麻酔技術の安全性や、手術に使用する機械等の水準の高さなど説明していただき、思い切って手術をしてもらうことにしました。

 

2泊3日の手術入院が無事終わり、獣医さんからの説明を聞くと子宮はかなり膿が溜まってはれ上がり、危険な状態でした。

一週間後の抜糸で、退院後は食欲もさらにあり、ほっとしたあまり、夫婦で泣いてしまいました。

 

退院後の鈴ちゃん

退院直後の鈴ちゃんです。10センチの傷が痛々しい。

 

子宮蓄膿症のまとめ

 

外を見る鈴ちゃん

 

犬の場合子宮蓄膿症は、30%~40%くらいの確率で発症してしまうそうです。

そして子宮蓄膿症の一番の予防は、やはり避妊手術だそうです。

避妊手術によって子宮蓄膿症だけではなく、入選腫瘍の発症の確率も格段に減らすことが出来るそうです。

 

その避妊手術も、麻酔に耐えられるくらいの年齢で、なるべく若いうちに行うほうがリスクを減らせます。

うちの鈴ちゃんも、当初はこの子の産んだ子供も育ててみたい、など避妊手術を躊躇していました。

鈴ちゃんのカラダのことを最優先に考えて避妊手術を決断したのが、確か5歳になる年だったと思います。

獣医さんに相談すると、あまりお勧めできないと・・・

その理由としては4つのことを言われました。

 

  • 性格が変わる
  • 太りやすい
  • 麻酔のリスク
  • 傷口が気になる

 

 

性格が変わる

避妊・去勢の手術をすると、性ホルモンが分泌されなくなり、その子のオスらしさ。メスらしさが弱まる、そして性格が変わった感じがする。

と言うことだそうです。

犬種が変わるわけでなないので、全く違う性格になることは無いと思います。

 

太りやすい

手術後基礎代謝率が減り、その分カロリーを必要とし無くなりますが、手術前と同じカロリー量を与えてしまったり、

手術後、あまりにペットが可哀想で、えさやおやつを与えすぎてしまう。

手術のダメージを気にしすぎて、お散歩や運動を極端に控えてします。

などが主な理由だそうです。

手術後も医師の指導に従い、食事制限や適切な運動をさせるなど、きちんとした管理を行えば問題はありません。

 

上記の二点は、飼い主側の対応で解決できる問題です。

 

麻酔のリスク

避妊手術には全身麻酔が必要です。

中には麻酔に対してアレルギーを持っていたり、パグやシーズーなどの短頭種だと、麻酔後に起動が閉鎖してしまうこともあるそうなので、覚悟は必要かと思います。

 

傷口が気になる

これが担当の獣医さんが一番気にしていたことでした。

子宮を摘出しなければ治らない病気にかかった場合ならともかく、現在が健康で早急にしなくてもよい手術をした場合、愛犬の手術跡を見て、悲しむ飼い主さんが意外と多いそうです。

しかし、のちに子宮蓄膿症や乳腺腫瘍などの病気を回避できるなら、傷口など気にしている場合ではありません。

 

やはり若いころの避妊手術をおすすめします。

 

流し目の鈴ちゃん

 

性格が変わる。

太りやすくなる。

などは、飼い主さんの愛情で何とでもなる問題です。

麻酔のリスクは、信頼のできる動物病院のよく解ってもらっている獣医さんにお願いして、託すしかないと思います。

確かに麻酔のリスクはありますが、かかっていた獣医さんでは、

獣医師

麻酔医

看護師

の三人体制で行っていただきました。

鈴ちゃんの場合は、子宮蓄膿症になってしまい、手術しか選択肢がなかったのですが、もっと若く体力のある年齢だったらもっと安心してお願いできたと思います。

傷口の問題は、愛犬がより健康で少しでも長く一緒に暮らせることを考えたら、なんていうこともありません。

避妊、去勢で後々防げる問題をリスクの低い時期におすすめします。

 

以上、門脈シャントと子宮蓄膿症の経験をした記事を書きました。

犬を飼っているといろいろあります。

うちの鈴ちゃんは人間でもある病「クッシング症候群」と言うものになってしまいました。

そんなときの記事はこちらです。

 

クッシング症候群記事
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愛犬のいる皆さん、

いろいろなことがありますが少しでも参考になればと記事にしています。

絵を描く人のブログからそれてしまっていますが、動物がを描く私はここは外せないところなので、お付き合いください。

 

ここまで読んでいただき本当にありがとうございました。

絵の記事、犬の記事、軽井沢の記事など、少しでも楽しんでいただける記事にしたいと思っていますので、よろしくお願いいたします。。

 

 

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