画家として 絵を描く

肖像画のご依頼。同じお客様から何度も頼まれてうれしい話。

2019/03/14(木)

 

 

 

こんにちは鷲尾です。

今日は、肖像画のご依頼。同じお客様から何度も頼まれてうれしい話です。

皆さんは絵を見て感動を覚えたことがありますか?

そして絵を描くことを仕事(または趣味)としている者として、人様を感動させることが出来る絵を描いてみたいと思いませんか?私は感動させる、まで行かなくても人様に喜んでいただける絵を描きたいといつも思っています。

そんな私にもあなたの絵で感動しましたと言っていただけて、私自身も感動して思わず涙してしまったと言うエピソードをお話します。

肖像画のご依頼。同じお客様から何度も頼まれてうれしい話。

 

以前こちらのお客様に初めてご依頼をいただいた時のお話もよろしかったらどうぞ。

 

肖像画のご依頼。ちゅうもんを受けて本日お渡しした件

 

再注文をいただいたときのうれしさ

今日は、肖像画のご依頼。同じお客様から何度も頼まれてうれしい話です。

先日、肖像画をご依頼いただいたお客様(Mさん)から再びご依頼をいただきました。

こちらのお客様は今回で3度目のご依頼で本当にありがたいことです。

お仕事をいただけたと言うのはもちろんのこと、本当に私の作品を気に入っていただいています。

今回のご依頼はなかなかの難題なのですが、お客様の気持ちがすごく伝わり、私でできるなら何とかして差し上げたい、役に立ちたいと心から思いました。

 

ちょっと大変なご依頼内容

 

ちょっと大変なご依頼なんて、失礼な表現をしてしまいましたが、お話の内容と言うのは。

 

  1. 今回の依頼は、寿退社される女性へのお祝いとしての品物。
  2. その女性にはサプライズでのプレゼントになるので悟られないようにすること。
  3. モデルさんの写真はフォトフレームにしてある写真を、スマホでこっそりと写した一枚だけしかないこと。
  4. サイズはB3サイズの鉛筆画。
  5. 納期は1カ月後。

1.4.5は普通のことなのですが、以前もその職場には何回かお邪魔しているので、その女性と何回かお会いしているので、私が絵を描く人と言うのは知っているので作品の引き渡しの時も含めて隠密に行動することになります。

それと一番の問題はフォトフレーム写真を写した写真なのですが、あまりピンとがあっておらず、なおかつ斜め上からスマホで写したものなので、ゆがんだ写真になっていたのです。しかしご依頼主のM さんの部下を思う気持ちがしっかり伝わってきて、何とかこんな私でも力になれればと気合を入れてお受けしました。

 

作品描き始めからお引き渡しまで

 

お預かりした写真は女性と婚約者の男性のお二人で、スカイツリーの展望デッキフロア340フォトサービスで写したと思われるお写真でした。

写真を見ながら写りの悪いところは想像で描き進めます。サービス版サイズの写真プリントを見ながらB3サイズの絵を起こすのは結構しんどい仕事でしたが納期5日前に何とか完成しました。

アクシデントとしては、注文していた額縁に傷がついていて、交換してもらう時間のロスが少し焦りましたが何とか納期までに仕上げることが出来ました。

作品の引き渡しはサプライズでのプレゼントと言うこともあり会社の駐車場についてMさんにメール。会社の裏口からひそかに入り隠密でお渡ししてきましたが、所長さんや何人かの社員さんにも見ていただきとてもほめていただきました。

その帰りにMさんが、「本当にwashioさんと出会ってよかった。今までお願いした絵も含めてそのたびに感動の嵐ですよ。」と言っていただいて、社交辞令もあるでしょうけれどその言葉に私も感動しました。

 

 

退職する女性にお渡しした翌日メールといただきました

 

朝私がベッド中で眠気と葛藤している時にそのメールをいただきました。

眠い目をこすりながら内容を読むとホッとした後思わず私も涙が流れてきました。

いただいたお手紙ほぼ全文です。

 

「おはようございますm(__)mお世話になります!

washioさんに描いて頂いた絵を、ようやく彼女に渡すことが出来ました\(^-^)/
先日来て頂いた2階の○○係で、社員を集めて所長から渡して頂きましたが、やはり本人は最初は絵だとは思わなかったらしく箱を開けて、それはもうビックリしていました(笑)!!
でも相当感動したらしくて涙を流して喜んでいました!!
何度も何度も絵を見て本当に本当に喜んでいましたよ😆✊‼️
また結婚式のウェルカムボードとしても額の回りに花を添えて飾りたいと申していました😊‼️
これもたった1枚の写真だけでご苦労されて素晴らしい絵を描いて頂いたwashioさんのお陰です!!
本当にありがとうございましたm(__)m
本人からも所長や課長からもwashioさんにどうかよろしくお伝えくださいとのことでした!!
所長も課長も異動はなく来年度も同じ体制でいきますが、やはり幹部がいい部署は雰囲気がいいと私も実感しておりました!
私もいくつかの支店を回ってきましたが、このメンバーの○○支店はいいなぁ〜と感じました!

またwasioさんとも出会えることが出来て、私もとても幸せです!!
本当にありがとうございましたm(__)m✨

 

以上です。

このメールだけ見るとただの感謝のメールに思う方もいるかもしれません。

私はこういった記念品に使われるお仕事を頂くと、そのモデルさんのお名前・年齢・どんな方なのか、などいろいろお聞きしてから作品の制作に入ります。

頂いた写真をそのまま書けばよいのではと思うでしょうけれど、やはり「記念」や「思い出」という思いのあるご依頼なので、その方に話しかけるように絵を描いていきます。

ちょっと気持ち悪いと思われるかもしれませんが、それをするとしないとでは仕上がりがかなり違ってきます。

(私の意見ですが)

そして毎日描いていくうちにその方と知り合いのような気がするほどに描いていきます。

それはそうですよね。

鉛筆画を描く画家さんによって製作時間は違うのでしょうが、私の場合今回のB3サイズの絵を仕上げるのにおおよそ、80時間かかりました。

描けない日もありますが一日描いている日もあるので、日数からするとおおよ33日間でした。

そんなに長い時間モデルさんと向き合っているので知り合いのようになるのは当たり前だと思います。

そんなモデルさんの名前も知らずどんな方かもわからないなんて変ですもんね。

そして視線や笑顔の表現。それを自分が納得できて、お客様に喜んでいただける作品に仕上げるために本当に一生懸命描き上げます。

Mさんのメールにあったように

「一枚の写真から」涙を流していただけるほど感動していただけるなんて、むしろ描いたこちらも感動してしまいます。

今回の作品も個人情報のために載せられ無いのが残念ですが、感動していただける「絵」というのは、色々な画家さんも言っていますが、テクニックや知識だけではなく、人の内面や生き様。肖像画や記念の絵は、その対象者の背景まで感じ取れるように書くこちらものめりこむことも大切なのではないでしょうか。

 

 

 

まとめ:絵で稼ぐことも大切だけれどもその前に気持ちが無ければ意味が無い

 

画家の端くれ、本当に端っこにいる分際ですが、絵を本気で描きはじめたころは絵を描いて生活ができたらいなあと思っていました。

諸先輩方は絵で生活をしているだけでなく、絵で財を成したり、有名になったりとすごいと思える方をあこがれる頃もありました。

もちろん今でも憧れていますが、そんな方々もそうなる前に沢山の心の修行をしてきたのでしょう。

まさに私も現在一生懸命心の修行をしています。

そうやって一歩一歩心も力も登っていけるのが絵を描く者の醍醐味ではないでしょうか。

 

 

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