絵を描く

絵の神様の降ろし方。絵を描き始める前に必ずすること。

こんにちは。人生の後半になり画家を目指しているwashioです。

絵を描く、作品制作にはいるとき、「今日はのらないなー」なんてことかりますよね。

私はそれでずいぶん苦労しました。

当然そんなときは良い作品ができるわけはありません。

 

 

絵の神様の降ろし方。絵を描き始める前に必ずすること、決めていることありますか?

ルーティンとは

皆さんは毎日決まってすることは何かありますか?

歯磨き、お風呂、化粧など毎日決まってすることって結構沢山ありますよね。

ではそれらの中で、決まった時間に決まった方法で毎日することってありますか?

そう考えるとそんなにはないのではないでしょうか。

しかし、世の成功者たちはみんなと言ってよいほど、このルーティンを持っています。

例えばイチロー選手などは、試合中に打席に入るまでにすることだけではなく、食事から試合が終わってからの練習、復讐、反省までの仕方を細かく決めごととして行っているそうです。

私は絵を描くときに,絵の神様の降ろし方。絵を描き始める前に必ずすること、決めていることを決めています。

アスリートたちがルーティンを行う理由

 

現代のアスリートたちの中で好成績を上げている人は何かしらのルーティンを持っていることが多いようです。

アスリートがルーティンを持つその理由は、その時の自分がいつもの自分と違うところがないか確認しやすいからだそうです。毎回決まったときに同じことを行うことにより、今日の自分の感じがいつもの感じとちがうかを確認、比較することが出来ます。

いつもの感じと違うところを修正して、ミスやケガなどをする確立を減らしているのです。

そのためにアスリートたちは毎回しっかりとルーティンを行っているのです。

また、緊張する場面においてもルーティンをすることによって、普段と同じ精神状態を作り出し、いつも通りの力を発揮ためにもルーティンを行っているのです。

 

作品制作の前にルーティンを行うべき理由

ルーティンを行っているのは何もアスリートだけではありません。

試行錯誤しながら自ら作れ上げたルーティンは、心と体をベストな状態に保ち、最高のパフォーマンスを発揮するための所作です。

目標達成のために必要だと思われる行動に毎日取り組めばそれはやがて強みや長所になり、継続すればするほど強みは強化され習慣が形成されます。習慣を身につければ、日々の生活に大きな変化が現れ目標も近づきます。

私たち絵を描く者にとっても、作業(絵を描く行為を作業と呼びたくないのですが)に入るときも、単純に何かを描きたいと言うときではなく、「○○までにこの作品を仕上げ、クライアントに引き渡さなければ行けない」と言うようなときは作業に入ってもいろいろなことが気になって、俗にいうのらない感じになってしまうことがあります。

それもなんとなくあわただしい気持ちで作業に入ってしまうので、いつまでたってものらない感じが抜けないまま作品制作を進めて行くと、同じようなところが納得いかずに何度もいじってかえって悪くしてしまったり、結局限られた時間を無駄にしてしまいます。

ルーティンのやり方。美術の神様の降ろし方

 

 

(美術の神様を降ろすとは私の言い方なので気にしないでください。)

この方法は以前私の美術とは関係ないメンターに教えていただいたものですが、「仕事に入る前に15分間掃除をする。」

と言うことです。なんだそんなことかと思われるかもしれませんが、メンターおっしゃるにはとにかく15分間一生懸命に掃除する。ただ々一生懸命にそうじをするんだそうです。

私も最初はなぜ掃除なんだろうと思いました。

例えばフィギュアスケートの浅田真央さんはリンクに入るときには必ず左足から入り、決められた通り最初は前進、後進の周回。左右交互の足で滑るジクザグ滑走。そして最後は最後は前進でサークルを描く高速滑走を左右周り、同じく後進で左右周りをここなって終わり、試合に臨むそうです。

また、体操の内村航平選手は、跳馬を飛ぶ前に両手を前に差し出して、美しい着地をイメージさせてからスタートを切ると言うことです。

テニスのナダル選手は、試合の時に飲む飲料水は必ずブランド名をカート側に向けて置き、コートのラインは絶対に踏まない。靴下の位置とパンツの位置を直す。

などアスリートのルーティンはカッコいいのに、15分間の掃除ってなんか地味すぎると思いました。

メンターにそんなことは聞けもせずにいると、何も考えずにただ一生懸命自分の作業場でもいい。トイレでも洗面所でもよいので15分間やってみなさい。

と言うことでしたので、言われるがままに1週間15分間のお掃除をやり続けました。

確かに集中して掃除をし15分経ったら作品の制作に入ると、のらない感じがそれほどなく、気が付くと制作に没頭できている気がしました。

その方にもメンターがいてその時の話をしていただ着ました。

本気で15分間掃除をしていてどうだったか?途中で色々なことを考えてしまうでしょう。

こういう15分という短い時間でも、人は本気になることとはとても難しことなんだと知りました。

私はこのお話を聞いて、私にとっての制作前の15分間の掃除は本気で制作に取り組むための助走である。

そして自分の中に美術の神様が降りてくれる準備であると。

美術の神様の話をするとみんな笑いますが、私にとっては大まじめで、本気で15分間、それこそ額から汗が滲むほどに集中して掃除をしていると、本当に自分の中に神様が降臨してくる気がします。いいや本当に降りてきています。

そうして制作に入ると言うことを毎回行っています。

人それぞれルーティンのやり方はあると思いますが、絵を描く人は15分のお掃除おすすめです。

まとめ

今回は制作に入る前のルーティンと言うことでお話をしましたが、人が一つのことに集中すると言うのはとても難しいことです。

私の場合特に絵を描くと言う作業に入ろうとするときのらない感じの時は良い線が描けないとか、グラデーションがムラになってしまうなどちょっとしたことが気になりさらにのらない感じになってしまいます。

それをルーティンによって、更に自分の中に神様が降りると言う自己暗示によって気持ちを高めていくのが15分間のお掃除です。

まあ不思議なもので、最近では本当に美術の神様が自分に降りてくるのが手に取るようにわかります。

そうしていくと仕事の依頼も本当に増えていくから不思議なものです。

そしてアトリエの15分間の掃除でいつも制作に入るときにはきれいに整頓された状態で行えます。

本当はそっちのほうが重要だったりとも思うのですが、このルーティンで成績が上がっているのは確かです。

 

今回も最後まで読んでいただいてありがとうございました。

本当に感謝しています。

それではまたよろしくお願いいたします。

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