絵を描く 美術館巡り

東京・上野の森美術館「ゴッホ展」どんな感じか素人がレポートします。

2016年10月東京都美術館で「ゴッホとゴーギャン展」が開催されてから3年後。今年2019年東京・上野の森美術館で「ゴッホ展」が開かれています。

東京・上野の森美術館「ゴッホ展」どんな感じか素人がレポートします。

展示されている絵の専門的なことやゴッホの生い立ちなどは、詳しく説明しているサイトでご覧いただくとして、単なる絵の鑑賞好きな中年男性の感想としてご覧ください。

 

 

私がゴッホ展に出掛けたのは、日本中に大きな被害を与えた台風19号が抜けた10月14日の月曜日でした。

私の住む長野県の軽井沢町から東京に向かうには、北陸新幹線を利用します。

台風の影響で1か月前に取った指定席も無効になり、やっとの思いで上野に出掛けました。

そんなときでしたので、ゴッホ展もあまり混んではいないと思っていましたが、9時半開場のところ10時ごろ着いたのですが、チケット売り場には沢山の行列に驚きました。

 

 

必ず前売り券を買いましょう。

 

チケット売り場が混んでいたといっても、平日の朝10時の時点です。

チケット売り場は混雑していましたが、入場はすんなりできました。

私たちは「e+」で前売りを買っておいたので、まったく待たずに入場することができました。

昨年にフェルメール展に行ったときは、入場時間指定でしたので、もちろん前売り券を購入していきましたが、その時も当日売り場でチケットを求めることもできましたが、チケット購入だけで1時間もかかった方もいたようです。

やはり事前にチケットは購入しておいた方がよさそうです。

今回は後述しますが、チケットをネット購入すると、セブンチケットやローチケの紙になりますが、今回入場口でショップでぬいぐるみ等一部に購入制限があり、レジでチケットの半券を確認するため、美術館のチケット売り場で購入するチケットの半券がもらえます。

ゴッホチケット半券

 

この半券がレジで提示を求められました。

お一人様いくつまでという感じなんでしょうね。

 

 

音声ガイドお勧めです。

 

今回の音声ガイドは、ナビゲーターと、ゴッホの弟「テオ」の言葉で進められていきます。

ナビゲーターは女優の「杉咲花さん」、テオ役は俳優の「小野賢章さん」です。

お二人ともとても上手でした。

ただ、杉咲花さんの独特の素敵な声が、おじさんの私には少し聴き取りづらく感じましたので、そんな方はボリュームは大きめに。

音声ガイドリストは、収録時間約35分、プロローグからエピローグ、まで全18個。作品や作者のことを深く知りたい方はぜひご利用ください。

余談ですが、私はどんな美術展も音声ガイドが用意されているものは必ず利用します。

自分では知っているつもりでも知らなかったことがあったり、そんな見方があったのかと驚かされることもあります。

 

ゴッホ展音声ガイドリスト

 

 

 

順番に観るのか?

 

美術館に行く時、特に企画展の時はいつも悩みます。

企画展の内容にもよりますが、順番に観ていく方が内容が深まるように作られている企画展は、順番に観ていく方わかりやすくことも多々ありますが、私たち昭和生まれの日本人は、物事はきちんと順番通りが正しいって教わってきたので、美術館に行って入場口から順番に観てしまいます。

しかし昨年のフェルメール展では、展示場の最後の部屋が「フェルメールの部屋」ということで、出品されるフェルメールの作品がすべてこの部屋で展示されていました。

事前から聞いていたので、入場するとすぐ「フェルメールの部屋」に一目散に行きました。

部屋には観客が4〜5人しかいなくて、ゆっくりと観ることができました。

フェルメールの作品は大きなものは少ない中、一点「マリアとマルタの家のキリスト」以外の作品は比較的小さな作品でしたので、観客まだ少ない会場はとてもありがたく感じました。

そして入り口付近に戻り最初から観て行くと、案の定「フェルメールの部屋」では大勢の観客でとても近づいて観ることはできませんでした。

また、2017年に六本木の国立新美術館で開催された「ミュシャ展」では写真撮影OKの部屋が用意されていて、その時は朝いちばんで入場しました。

そして入場すると真っ先に撮影OKの部屋に行き思う存分撮影することができました。

特にミュシャの作品は大型のものが多くて、かなりひかないと写すことができません。

案の定少し時間がたつとかなり混雑してきて、きれいに写すことはとてもできない感じでした。

企画展があるときは、事前に研究して出向かないと「失敗した」ということになりかねませんので準備しましょう。

 

スヌーピーとグッズ

今回の企画展にはスヌーピーが至るとことで登場します。

最初は何故かわかりませんでした。

スヌーピー好きな妻に質問してみるといとも簡単に答えてくれました。

あの「チャールズ・モンロー・シュルツ」氏作のコミック「ピーナッツ」に登場するスヌーピーがゴッホの作品を持っているという設定になっているそうで、今回はゴッホとスヌーピーがコラボしました。

私は普段からあまりグッズは購入しないのですが、今回なあまりにスヌーピーが可愛くて、購入制限のあるぬいぐるみを購入しました。

入場するときに頂いたチケットの半券をレジで見せました。

 

ゴッホ展グッズ

 

その半券は持ち帰ることができますので、記念に持ち帰れます。

ほとんどの美術館では、ネットでチケットを購入した場合、その購入窓口のチケットが残るだけであまり記念にはなりませんものね。

今回のゴッホ展でのグッズは、半分くらいスヌーピーコラボ商品ていう感じでした。

我が家は、スヌーピーミュージアムやスヌーピーカフェに出掛けるくらい好きなので、大歓迎でした。

妻は喜んで1万円以上購入していました。そんなに買ってどうするんだろう・・・

 

 

まとめ

ゴッホ展
会期 2019年10月11日~2020年1月13日
会場 上野の森美術館
住所 東京都台東区上野公園1-2
電話 03-5777-8600
開館時間 09:30~17:00(金土〜20:00)※入場は閉館30分前まで
休館日 12月31日、2019年1月1日
観覧料 一般 1800円 / 大学・専門学校・高校生 1600円 / 小中学生 1000円
アクセス JR上野駅公園口徒歩3分

URL https://go-go-gogh.jp(このサイトは終了しました)

日本人はゴッホが好きな人が本当に多いですね。

ゴッホも日本にかなり憧れていて、日本の影響を受けた作品も沢山描いていますね。

そして今回の美術展でも気になったのは、リュックを背負ったまま観覧している方がまだまだいるということ。

ここ数年間でかなり減りましたが、比較的大きめなリュックを背負い、混雑した美術館の中にいると、迷惑する人がいます。

少し格好悪いかもしれませんが、リュックは前に(胸の前)背負いましょう。

繰り返しになりますが、

  • チケットは、待ち時間を少なくしたければ前もって購入しましょう。
  • 音声ガイドは深く鑑賞したければ、利用した方が断然良いです。
  • ゴッホの代表的な作品をゆうゆう観たければ朝一で入場して、後半の部屋を先に観ましょう。アルルでの開花した時の作品や「糸杉」は後半、65点目以降にあります。これはお好みで。
  • 観覧中にリュックは預けるか、胸の前に背負いましょう。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

ゴッホすごく良かったですよ。

washio

 

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