今日はwashioです。
先日古河原泉さんの個展を観てきました。
古川原泉さんの作品が素晴らしい。
場所は銀座6丁目にあるginzaSIX 5F「アートギャラリーアールグロ
もう終わってしまったのですが、あまりに素敵だったので記事にします。
目次
長野県軽井沢町からいざ東京銀座へ
今回の記事は田舎者の私が大好きな古河原泉さんの個展を観に、はるばる東京銀座まで出かけたお話です。
個人的なお話なので、パスしていただいてどうぞ。
台風19号の影響を感じさせない東京のパワー
出かけたのは、台風19号去った次の週の平日でした。
沢山の方が被災して大変な思いをしている時に、絵画鑑賞なんていかがなもんかと思いましたが、暗く家に閉じこもっていても仕方がないので、当初の予定通り出かけることにしました。
台風の影響で北陸新幹線のダイヤも大幅に変わり、一か月前にとっておいた指定席も無効となりましたが、幸い直前に指定席を取り直すことが出来ました。
若いころと違い、長時間電車のデッキに立ったままでいることが辛い現在の私には、ありがたいことでした。
東京駅に降り立ち、銀座6丁目に向かう道中、以前銀座に来たのは一体何年前になるのかと考えながら歩いていきました。
おそらく30年も前になるかなと思い、当時のことはあまり覚えていませんでしたが、すれ違う人たちから聞こえる言葉が、日本語ではないものがあまりに多くて驚きました。
30年前当時私は、京王線の府中に住んでいて、卒業した学校は渋谷にあり、食事や買い物をする範囲は山手線の西半分で済ませていましたので、「銀座」と言いう場所は、大人の来る場所という感じでした。
東京を引き払い長野県に帰り、東京、銀座に来るのも20年ぶりともなる。と右も左もわからない田舎者になり、立ち並ぶビルに圧倒されながらも妻と妹が付き添ってくれたおかげで、目的地の「銀座シックス」に何とかたどり着きました。
その場所はおしゃれに洗練されたお店が並び、私のような田舎者が入ってもいいものだろうかと悩むくらいの場所。
妹は首都圏に暮らしておりそんな妹から言わせると、おしゃれな軽井沢に住んでいるのだから、銀座だって同じだよ。
と。
そんな援護射撃に背中を押されて、目的地の5F「アートギャラリーアールグロ
ginzaSIX 5F「アートギャラリー アールグロ リュー」

「銀座シックス」オフィシャルサイトより
アールグロリューなんて、なんとなくおどろおどろしい名前だと感じてしまいました。
銀座の画廊と言いうだけで腰が引けてしまうのに、アールグロリューなんて・・・
とりあえず新しいものは恐れてしまう気の弱い私としては、銀座のオシャレなビルにある画廊に入ること自体冒険なのです。
もちろん別行動するはずの妻と妹にも付き添ってもらい、大好きな古河原泉さんの絵を観たいという気持ちより、銀座の画廊に入るという恐怖の感情が上回るのを振り切り、恐る恐る入場しました。
照明を少し落とした会場内は、いくつもの古河原さんの作品が展示してあります。
先ほどの恐れなんか吹き飛んで、古河原さんの作品に見入りました。
あー、これが実物の古河原さんの作品なんだと思うと、思わず瞼が熱くなります。
画像や動画では、何度も何度も観た作品ですが、こうして実際に目の前にしてみると、たんに平面に描かれた絵という作品ではなく、画家さんが良く言う、「その人の内面を描く」
まさしくこれがそうなんだなって感じました。
古河原さんは人物画、女性を沢山描かれます。
それはもちろんとても素晴らしいのですが、今回は「ボルゾイ」そう、犬のボルゾイの名前を個展タイトルに並べてあります。

「アールグロリュー」インスタクラムより
今までの作品展でもボルゾイを数点展示されてることはありましたが、タイトル名に使ったのは今回がなじめてということでした。
古河原さんのボルゾイ愛はとても素晴らしいもので、オフィシャルサイトにある文章からもそのお気持ちが伝わります。
この文章を読んでからというもの、古河原さん描かれるボルゾイ作品を観るこちらの気持ちもかなり変わりました。
画家の古河原泉さん。
有名な画家さんですが、私自身数年前に初めて知りました。
古河原さんの作品をご覧になったことのない方、オフィシャルサイトでも紹介されているので、ぜひ一度ご覧いただけたらと思います。
とても魅力的な素晴らしい作品ばかりです。
古川原泉さんの作品が素晴らしい。
まとめ
アートって本当にいいですよね。
今回の個展は、もちろん販売もしていました。
頑張れば購入することのできるお値段でしたので、かなり心が揺らぎましたが、どうせ購入するならば、もっと古河原泉さんのことを勉強してご本人のいらっしゃるときにと思い、今回は断念しました。
本当に自分を幸せにしてくれるアートって一生それを観て幸せになれるなら、マイカーを購入するくらいの金額であれば、買って損はないと思っています。
ただ自分にはまだ身分不相応と感じて、もっともっとアートのことが話せるようになったらきっと素敵な作品を所有できると思っています。
今回は個人的な出来事を記事にしましたが、ここまで読んでいただいてありがとうございました。
アートをこよなく愛する仲間たちと少しでも楽しい時間を共有できたらという思いで、毎回ブログを書いています。
これからもよろしくお願いします。
Washio