画家として 絵を描く

自分で描いた絵の値段を決めるとき、最低でもこれが基本になる。

 

 

自分で描いた絵の値段を決めるときにしておきたい考え方。

こんにちはwashioです。

何年か前に

自分の描いた絵の値段を決める

と言う記事を載せたことがあります。

自分の描いた絵の値段を決める。

    こんにちは、人生の後半になり画家を目指しているwashioです。 数あるサイトの中からこのページにいらしていただいて感謝します。     この記事を最初 ...

続きを見る

 

当時も相当悩んで値段を決めていましたが、

自分の作品に自分で値段を付けるというのはいつになっても難しいですよね。

こんなに高ければだれにも買ってもらえないかもしれない。

あれど苦労して描いたのにこの値段ではやってられない。

など画家として値段で悩むことは尽きません。

 

今回は最近の作品価格の決め方を、具体的に記事にしました。

 

 

作品の価格を決めるときの考え方

 

実は以前に記事にした価格の決め方は、何もわからずにART-Meter(アートメーター)で経験した、面積(大きさ)から価格を探るといいう決め方でした。

そのような感じで、数年間やってきて(現在も進行形の部分もあります)いつも心にひっかかっていたものがあります。

それは自分での作品の価値観として、必ずしも大きい方が良い作品・価値のある作品とは思えませんでした。

例えばキャンバスF10サイズの作品がF0の作品と比較して、10倍の価格をつける価値がああるかというと、それは違うなと感じます。

もちろん10倍の価格に見合うと思う作品もあります。

逆にF0サイズの作品でも自分的にこれは傑作、人生最高の作品だと思える作品ができたときは、

それなりの値段をつけたくなります。

確かに材料費や制作時間は、大きな作品になればなるほどかかります。

そして原価を全く考えずに価格はつけられません。

 

原価に合った価格の決め方

原価も考慮して価格をつけるときの私のやり方は、

(材料費+人件費)×3+額縁代金+額装手数料=販売代金

と考えています。

その内わけですが、

  • 材料費(アクリル画の場合)

キャンバス代金

絵の具及びメディウムやバーニッシュなど

これはざっくり合計すればすぐに出る金額です。

  • 人件費

現在のところ時給1000円で計算しています。

もちろんこれは基本の価格でそこから気分で上下させます。

ここで大切なのは自分の人件費を必ず計算に入れるということ。

例えば、キャンバスや絵の具などの材料費が小さな作品で2000円くらいで済んだとして、

小さい作品なので制作時間も8時間で出来上がったとします。

この8時間は絵の具やバーニッシュを乾かしている時間は含みません。

(材料費2.000円+人件費8.000円)×3=30.000円

これに額縁やその他経費を足します。

 

最近はキャンバスだけで飾りたいお客様もいますよね。

 

発送する場合、10.000円以上は北海道、沖縄、離島を除いて送料無料にしています。

現在の私の実力ではこのくらいがちょうど良いと思っています。

もちろん出来上がった作品が自分でどうしても手放したくないくらい良くできたものなら、割増で価格を決めることもあります。

本当は画家の先輩方のいうように、小さな作品は高めに。

大きな作品は少し買いやすい価格に設定できれば良いのですが、まだまだ経験不足の私は思うようにいきませんが現在はこうして決めています。

 

作品の価値の考え方(勉強中)

もともと画家として活動していたわけではないので、作品の相場ばかりを考えてしまいます。

そして経歴などがない自分に自信が持てない部分もあり、アートのネット販売をしているサイトを見ては、安い価格を参考にしてしまいがちでした。

しかし現在勉強中ではありますが、ある書籍を読んで考え方が変わりました。

自分の作品を本当に求めている人々にとっては、世間相場などあまり関係がないという事。

ニッチな部分で、人々に心に刺さる作品制作を心がけ、ファンになってもらえば価格はあまり関係ないという事。

もちろん作品に見あった価格ということは大事ですし、完成度の低い作品い勝手に高い価格をつければ良いわけではありません。

その書籍を読み進めるうちに、作品に対する完成度と自分のこだわりの満足度。

それからそれに見合った価格を考えるようになりました。

その書籍を読んでから、作品に取り組む姿勢も自分の中でずいぶん変わってきました。

作品へのこだわりはもちろん、額装から梱包などの作業も注意深くするようになりました。

それによりお客様の反応も少しずつですが、変わってきた気がします。

確かに色々な考え方がありますが、自分自身はこの書籍との出会いでこれからの変化が楽しみになってきました。

 

その書籍はダイレクト出版

「世界一ずる賢い価格戦略」

というものです。

最初はちょっと高いなと思いましたが、尊敬する先輩が、参考書籍は価格の高いものを買え。

自分の価値を高めたいなら、むしろ高いと思うものを買って自分の価値を高めろ。

そう言って下さったので、購入しました。

しかもこの書籍、購入から90日以内なら、気に入らなければ全額返金してくれるそうです。

場合によっては、全くの負担のかかることなく知識を身につけることが出来ます。

私は90日間で全額返金してもらおうと思い、ダイレクト出版で購入しました。

でも結局何度も読み返したいので、読み終わってもしっかり本棚に置いてあります。

タイミングでアマゾンなどの方が安く買えるときもあるみたいですので探してみてください。

この書籍、絵を描くのに悩んでいる仲間にもぜひ読んでもらいたい。

 

90日以内で全額現金出来るのはダイレクト出版から。

   ↓

世界一ずる賢い価格戦略

 

ぜひ皆さんもしっかり考えて、自分の作品を安売りしないようにしましょうね。

現在の私の作品の価格は、まだまだ安いものですが、もっと素晴らしい価値ある作品を描くことが出来る自信が湧いてきました。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

これからもよろしくお願いします。

washio

 

 

-, 画家として, 絵を描く
-

軽井沢でアート生活をもっと見る

今すぐ購読し、続きを読んで、すべてのアーカイブにアクセスしましょう。

続きを読む

Copyright© 軽井沢でアート生活 , 2024 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.