画材・道具 絵を描く

アクリル絵具の仕上げ剤。マットとグロスはどのくらい差があるか。

 

皆さんこんにちは。

washioです。

以前アクリル絵具の仕上げ剤の記事でマットタイプとグロスタイプのバーニッシュの特徴を書きましたが、

実際にどのくらい違うかを確かめてみました。

こちらが以前の記事「アクリル画の仕上げに、ニスはどんなものを使っていますか」です。

アクリル絵の具の仕上げ剤
アクリル画の仕上げに、ニスはどんなものを使っていますか?

  今日はwashioです。 今回は、アクリル絵の具の仕上げ剤をどうするかというテーマの記事です。   アクリル画の仕上げ。ツヤツヤにするのか、マットな感じがいいのか? やっとの思 ...

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今回使ったバーニッシュも前回と同じバニーコールアート株式会社

リキテックス ハイグロスバーニッシュ

リキテックス グロスバーニッシュ

リキテックス パーマネントマットバーニッシュ

を使いました。

残念ながら グロスバーニッシュは残量が少なく、開封してから時間が経っていたため、

バーニッシュ事態にダマができていたために不良に終わりました。

 

バーニッシュの種類と特徴

 

 

詳しい種類と特徴は、以前の記事にありますのでここではメーカーのサイトにある箇条書きをそのまま載せました。

 

グロスバーニッシュ

ツヤ出し仕上げ保護ニス

♢ベタつきの少ない水溶性保護ニス

♢硬い表面にも柔らかい表面にも使用できる

♢塗りやすい液状なので、薄めずにそのまま使えます

♢乾燥後は高い透明性があり、柔軟性も保てます。

 

 

ハイグロスバーニッシュ

強いツヤ出し仕上げ用保護ニス

♢ベタつきの少ない、強光沢の水溶性仕上げ剤

♢硬い表面にも柔らかい表面にも使用できる

♢塗りやすい液状なので、薄めずにそのまま使えます

♢乾燥後は高い透明性があり、柔軟性も保てます。

 

 

パーマネントマットバーニッシュ

つや消しの保護ニス。

♢ベタつきの少ないつや消しの彗星仕上げ剤

♢硬い表面にも柔らかい表面にも使用できる

♢塗りやすい液状なので、薄めずにそのまま使えます

 

実際に使ってみました

 

実際に使ってみました。

今回は絵の具はターレンスジャパンの「アムステルダム アクリリック」と

同じくターレンスジャパンの「アクリルガッシュ」の絵の具を使いました。

色はどちらとも「オリーブグリーンライト」を使いました。

そこでちょっと基本的な失敗をしてしまいました。

それはアクリリック絵の具を反不透明のものを使ってしまいました。

ご存知のようにガッシュ絵の具は不透明なので、両方とも不透明のものを揃えるべきでしたが、

両方並べて試しましたので、踏まえて参考にしてください。

 

感想

これはあくまでもwashioの使い方で、試してみたものなので、それぞれの癖なども反映すると思いますので参考程度にしてください。

 

実際ハイグロスバーニッシュとパーマネントマットバーニッシュの違いは想像したよりも大きくありませんでした。

というよりも、マットバーニッシュは思ったよりもかなり艶が出てしまいました。

期待したのはアクリリックで塗り重ねて、段々とツヤが出てしまったものが少しつや消しになるくらいかなと思っていました。

実際は鈍い光どころかグロスバーニッシュよりもややツヤがないくらい。

ガッシュはもともとツヤがないものですが、割とツヤが出ました。

 

まとめ

作品をさらにツヤのある表現をしたい場合、グロスバーニッシュやハイグロスバーニッシュは大いに役にたちますが、

マットな表現をするのが狙いの場合マット系のバーニッシュはつや消しと考えてしまうと期待できない気がします。

それを踏まえた上での作品作りが必要だと思いました。

またマット感を出しつつも仕上げ剤で保護したい等の場合は水で薄めたマットバーニッシュが有効だと思いました。

いずれにしても、何度も試してから作品に行った方が良いと思いました。

せっかくうまく仕上がった作品。最後の最後で思うようにできなかったら寂しいですもんね。

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。

これからも少しでも皆さんのお役に立てればと思いますので今後ともよろしくお願いします。

washio

 

 

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