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何歳になっても夢を追う生き方がしたい
小学校に入った頃には、大人になったらマンガ家になるって言っていました。
中学校に入学する頃には、マンガ好きな仲間とお互いに「お題」を決めてストーリーマンガなど描く毎日。
高校を卒業。
東京デザイナー学院に入学して、順調に「絵」に関係する職業を将来の夢にしていました。
が
何があったか、現在は美容師という仕事をしています。
再び絵をしっかり描きたいと思うようになったのが2013年頃。
少しづつ仕事として成り立ってきたものの、10年近く本気で描いているのに、未だ画家で食べていくというにはまだまだな立ち位置。
子供の頃から夢だった画家。
しばらく遠のいていたのが、また熱い情熱を持っていたのに、現実に打ちのめされて夢を見失いそうんなっていた。
そんな時に、内容もわからずに手に取った本がこれ。
「君と会えたから」
喜多川泰さんの作品です。
この本は自己啓発小説として紹介されていましたが、とくに意識しないでなんとなく読み始めました。
主人公は高校卒業を控えた少年。
自分の夢というものが漠然としていて、子供の頃のピュアな気持ちも現実に急かされます。そんな高校生の少年がある出会いをきっかけに心に変化が訪れて、自分本来の道を歩み始めるというお話し。
大雑把に言えばそんな内容なのですが、しっかりと読み進めるとこれは人は幾つになっても、夢を諦めなければ叶うんじゃないかと思えるようになる。
本当に現在の年齢は関係なしに(私の場合)今を生きて、明日からの自分に大きく期待をした人生を、本気で送って行けると確信した一冊でした。
この本は一度ではなく、何度も読み返すと本当に自分の血となり肉となっていきます。
人間に生まれてきてよかったと心から感じられるようになりました。
現在の自分
2022年5月現在61歳になったwashioです。
早く結婚した仲間にはもう孫もいる奴がいます。
みんなで集まってワイワイやる時に、若い頃に夢見た頃の話に花が咲き、あの頃はこうだった。
本気だったよな。
なんて話している最中に「俺の夢は将来画家になりたいわー」
なんてことを言うと「おまえ、将来ってもうないじゃん」「いったいくつだと思っているんだよ」
なんて言われたりもよくします。
私も「だよねー」
なんて誤魔化しておちゃらけて見せますが、そんな時は「こんど生まれ変わってきたら画家をめざそう」
なんてあきらめた気持ちになってしまう。
しかし今日ご紹介した「君と会えたから」
この本を何度も読むと、夢をあきらめることの方が難しくなります。
それには物語の中でちょっとしたやり方や考え方を教えてくれて、
自分と重ねて読み進めると、確信に変わってゆきます。
夢を追いかけている老若男女。
夢をあきらめないで。
61歳のおじいさんが、燃えるような情熱で夢を追いかけているのだから。
今日は本気で弱っていた自分の心が、力強く動き出した出来事を、心が弱ってきた仲間と共有できればと思って記事にしました。
参考になれば幸いです。
washio