わんこ 生き方

愛犬の死が私にくれたもの。「鈴」と共に暮らした14年間【2】顔面麻痺・門脈シャント

 

愛犬の死が私にくれたもの。

 

こんにちはWashioです。

愛犬の死が私にくれたもの。「鈴」と暮らした14年の続きです。

記事を書いている時は涙ながらに書いているので、支離滅裂になってるところがあります。

また、完全な自分語りなので、ご興味のない方は早めにパスしてくださって結構です(涙)

 

長年飼っていた愛犬との別れがあり、実はペットの絵を描くことが出来ませんでした。

愛犬「リンちゃん」が無くなってから二年半が過ぎ、楽しかったこともかなしかったことも、ようやく振り返ることが出来るようになりました。

 

 

ペットの絵を描くにあたって、リンちゃんのことを記事にしないわけにはいかなくて、だらだらと記事にしました。

よろしくお願いします。

 

 

 

突発性顔面麻痺になりました。

 

顔面麻痺

 

9歳を過ぎたころ、妻が気づきました。

鈴ちゃんの顔の左側がだらっと下がったままです。

毎日、白内障の点眼薬をさしていた妻は、なんだか変だなーと思ったそうです。

いったいいつからこの様になったのかはわからないのですが、さすがに妻は鈴ちゃんのお母さんを自負しているだけあって、細かいところまで気が付きます。

私は鈴ちゃんを叱ってばかりいて、今思うとストレスだったのかもしれないと思うと後悔で泣けてきます。

病院に連れていき診察していただくと、ほとんどの顔面麻痺は自然治癒すると言うことでした。

しかし耳や甲状腺、なかには脳からの影響で顔面麻痺を引き起こすこともあると言うことでしたので、一通り検査をしてもらいました。

幸いにも自然治癒する一般的な顔面麻痺と言うことでしたので、ひとまずほっとしました。

顔の片方がだらっと下がり、口もしっかりと閉じることが出来ないようで片側からよだれが垂れる様子は、見ていてとても切なかったです。

しつけばかりにとらわれてい、て鈴ちゃんの健康をおろそかにした自分が、悔やまれてなりません。

 

 

尿結石。辛そうでした。

 

 

来年はいよいよ10歳の誕生日を迎える、という頃のことでした

いつも、お散歩で排尿をするのですが、メスの鈴ちゃんはしゃがんでします。

しかし今日は何度もおしっこをするな〜。と思ってよく見ていると、しゃがんで姿勢はとるものの、ほんの少しチョロっとするだけです。

しかも何度も。

これはおかしいと思い、いつもの動物病院へ連れていきました。

尿検査をしてもらうと、尿結石があるとのことでした。

尿結石とは腎臓から尿管までの尿路に結石が出来る疾患です。

人間で尿路結石になった方の話を聞くと、耐え難い痛みだそうで、そう思うと鈴ちゃんも痛そうにしていた気がします。

病院では石を溶かすフードをもらってきました。

PHコントロールという療法食だそうです。

療法食だというのに、鈴ちゃんのお口に合うらしくて、大喜びでした。

しばらく様子を見ながら食事療法をしたおかげで、後日のエコー検査では石は、キレイに亡くなっていました。

心配だけど、ほっとして、そんな鈴ちゃんを見ていると涙が出てきて止まりませんでした。

 

おしっこ中

 

 

 

門脈シャントになりました。

 

 

 

鈴ちゃんが10歳を迎える数カ月前でした。

なんとなくお腹が膨れているなーと思い、違う件で病院へ行ったときについでにお腹のハリを見てもらいました。

エコーでは問題ないと言うこと。

ハリの原因は脂肪ということでした。

ちょうど、毎年見てもらう血液検査の時期だったので、鈴ちゃんの大嫌いな採血もしてもらいました。

後日、病院からお電話をいただき、血液検査の結果があまり良くないと。

再検査をしても変わらない数値になり、レントゲンを撮ると心臓と肺の周りに水が溜まっていると言うことです。

獣医さんのアドバイスとしては、大学病院で診てもらったほうが良いかもしれません。

とのこと

大学病院で診てもらったとしても、知らない場所で私たちと離されて色々な検査をされて。

検査によっては麻酔などをしたり、その結果手術をすることになるかもしれない。

それは鈴ちゃんにとって本当に幸せな事なのだろうか。

病気に対しての検査や、手術を含めての治療。

いろいろな意見もあるでしょうけど、最終的には飼い主が飼い犬のことを本気で思って決めることだと思います。

鈴ちゃんンの、残りの人生を幸せに過ごすことが出来るように、一番大切なっことは何なのか?

私たち夫婦で沢山話し合って、二人で出した答えは、「いつもと変わらない生活」でした。

見知らぬ場所での検査や病院での拘束。

私たちから一時でも離れたがらない鈴ちゃんです。

多少の調子が悪くても私たちと一緒に暮らすことが、鈴ちゃんにとって幸せなんじゃないだろうか・・・・

 

もちろん緊急事態になれば、獣医さんの指示通りに入院や手術も当然視野に入れてのことでした。

 

結局、飼い犬のことを考えて結論を出すのは、飼い主しか出すことだと考えました。

飼い犬本人が、自分はどうしたいか、と言うことが聴けないのがとても歯がゆいのですが。

二人で出した結論を獣医さんにお伝えしました。

獣医さんもそのことは理解してくれて、その獣医さんの動物病院で全力で治療するとおっしゃっていただきました。

詳しいことはわかりませんが、門脈シャントとは、門脈と大静脈・奇静脈の間に、逃げ道になる血管が出来てしまうことらしいです。

門脈は腸から肝臓に流れ込む太い静脈血管で、腸から吸収された栄養を肝臓におくり、それを肝臓で処理しています。

肝臓の働きとしては、タンパク質の合成や、栄養の貯蔵。

そして有害物質の解毒や分解などが行われています。

門脈にシャントがあると、肝臓への血液や酸素の供給が減っしまって、肝臓の機能が低下してしまいます。

そうすると肝機能低下による尿酸結石ができやすくなるそうです。

去年の尿結石はこの肝機能低下も影響していたのかもしれません。

とても心配をかけてくれる鈴ちゃんでしたが、今思うと、そんな心配を与えてくれる鈴ちゃんがいとおしくて仕方がありません。

 

定期的に動物病院へ行き、獣医さんとその都度相談しながらこれからの方針を考えていきましょう。

という感じで、様子見です。

その後の鈴ちゃんは次回の記事でお伝えします。

ここまで読んでいただいてありがとうございます。

アートのブログが犬ブログになってしまっていますが、この軽井沢という地で、鈴ちゃんと一緒に暮らした日々は、私たち夫婦にとって人生での大切な間だったと、今でも二人で泣きながら語り合うことがあります。

その後いろいろありましたが次は「子宮蓄膿症」などの記事です。

おしっこ中
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