わんこ 生き方

愛犬の死が私にくれたもの。「鈴」と共に暮らした14年間、若年性白内障【1】

 

 

こんにちはWashioです。

この記事は、記事というより自分語りなので、興味のない方はパスしてください。

 

先日ペットの絵を描くというような記事を載せました。

 

 

長年飼っていた愛犬との別れがあり、実はペットの絵を描くことが出来ませんでした。

愛犬「リンちゃん」が無くなってから二年半が過ぎ、楽しかったこともかなしかったことも、ようやく振り返ることが出来るようになりました。

 

「絵を描く」という大枠の一部としてあえて愛犬との出会いや別れを記事にしました。

ペットの絵を描くにあたって、リンちゃんのことを記事にしないわけにはいかなくて、だらだらと記事にしました。

よろしくお願いします。

 

愛犬の死が私にくれたもの

 

愛犬の死が私にくれたもの。

リンちゃんが家族になって14年間。

子供のいない私たちには我が子同然で、14年間と言えば人間なら中学生です。

人間と比較すると怒られるかもしれませんが、ペットを飼ったことのある方ならお分かりになるかと思います。

我が家に来てから亡くなるまでの14年間を思い起こしてみたいと思います。

 

 

 

愛犬の死

 

妻の呼ぶ声に飛び起きて、慌てて二階に駆け上がりました。

ベットに横たわる愛犬に手を回すと、リンちゃんは全身を大きく痙攣さて、その後暖かい尿が排泄されてきました。

妻は傍で何度も鈴ちゃんの名前を呼んでいます。

しかし、私たちはもう鈴ちゃんが戻って来ないとわかっていました。

 

 

 

愛犬との出会い

 

リンちゃん0歳

 

鈴ちゃんと出会ったのは自宅を建て替えた年の夏。

以前から犬を飼いたいと夫婦で話していて、いろいろな犬図鑑などを頼りにあーでもないこーでもないと犬種を調べていました。

沢山いる犬種の中から「キャバリア・キング・・チャールズ・スパニエル」を選びました。

当時、私たちの住んでいる地域には、ペットショップと言うものがあまりありませんでした。

インターネットを使い、たどり着いたのが、東京都の多摩地域の北部にある武蔵村山市にあるキャバリア専門犬舎でした。

そちらの犬舎で、ちょうど数週間前に生まれた子犬が十数頭いると書かれてありました。

そこに載せてあった写真はとても可愛らしく、早速電話をしました。

現在 飼い主の決まっている子犬はいないので慌てなくてもいいですよ、と言っていただけました。

しかし電話を切った後、欲しいと思っていた子犬がどうしても気になり、すぐにまた電話をかけて確認しました。

すると「商談中」にしておくので、一週間以内に犬舎まで来て気に入ったのなら内入れ金をお願いしたいということでした。

早速、次の定休日に長野県から東京の東村山市まで車を走らせ、将来の我が子に会いに行きました。

犬舎に着くと、私たちが電話をかけた後に、その子犬の問い合わせが何軒か入ったそうで、「商談中」にしておいてよかったとのことでした。

出会ったその子犬は、とても愛らしく早速購入希望しましたが、生後三か月以降にならないと、引き渡しが出来ないということでしたので、我が家に向かえるのはもう少しお預けです。

後日犬舎から連絡があり、なるべく早く子犬の名前を決めてくれとのこと。

少しでも早く名前で呼んであげることも、その子が飼い主の家に行ってからのことを考えると大切な事らしい。

早速 夫婦で話し合い、「鈴」と書いて「リン」と呼ぶ、「鈴ちゃん」で決定。

ますます子犬を迎えるのが待ち遠しくなってきました。

 

お迎え

 

リンちゃんお迎え

 

 

待ちに待ったお迎えの日。

犬舎まで迎えに行った後、帰りの車で、妻の膝の上で小刻みに震えていた子犬の姿が今も忘れられません。

高速道路を出る頃には、子犬はすっかり眠ってしまい、群馬県と長野県の県境の碓氷峠では、曲がりくねるカーブで子犬が起きないように、ゆっくりと運転したことが思い出されます。

自宅にはすでに子犬の暮らせる用意をしておきました。

広めにとったゲージに入れると、落ち着かない様子でこちらを見ながらわんわん鳴き出します。

仕方がないので、妻の膝の上に置いてあげると静かになります。

すっかりその場所がお気に入りになったようです。

 

 

愛犬とともに幸せな毎日

 

リンちゃんが赤ちゃんの頃2

 

飼い主の私たちも新しい家族の子犬「鈴ちゃん」も、お互い初心者同士です。

こちらは犬の飼い方の本を片手に奮闘しますが、中々本に書いてあるようにな行きません。

鈴ちゃんとしてもいきなり怒鳴られたり、叩かれたりです。

今思うと、犬のしつけの書籍なんて参考程度にしておけばよかったと思います。

大切なことは、

 

  • 犬自信が危険な目に合わないためのしつけ
  • 犬が他人に迷惑をかけないためのしつけ

 

その二つくらいで十分だったような気がします。

 

知人の飼い犬が、お手、待て、お座り、ふせ。

色々なことをさせるのを見て、「よーし。うちの犬もいろいろな芸を仕込んでやろう」そんなことを思ってしまいました。

初めて犬を飼う人の良くやることです。

犬にとってはいろいろな芸が出来ることは何の得もありません。

あえて言うとすれば、キツイ訓練の後に僅かばかりのおやつをもらえるくらいです。

 

警察犬や、盲導犬などそれを仕事としている犬ならまだしも、飼い主の自慢をしたいがための芸の仕込みなんて、犬にとっては迷惑この上ない話です。

 

私の勝手なしつけにで、可哀想な思いをさせたと思っています。

しかし一つだけ良いことは、私の言うことを良く聞くワンコに育ってくれたため、仕事に行くのも、遊びに行くのも、買い物に行くのも、どこに行くのも一緒に行くことが出来ました。

本当に飼い主と一緒が良いのかどうかはわかりませんが、少なくても鈴ちゃんは、私たちが部屋から出るのも、チョットでも車で待たせるのも、寂しいよーってなくので、鈴ちゃん一人にしておくことは、あまりなかったと思います。

近所の公園にも、毎日お散歩に出かけました。

温泉にも、三人で出かけました。

新幹線に乗って、旅行にも行きました。

湖でボートにも乗りました。

特に仕事場には、毎日毎日、車で1時間近くの通勤でしたが三人で通いました。

鈴ちゃんも、毎日のことなので、朝の出勤の時間になると勝手に玄関まで行って待っています。

私が靴を履くとすぐに飛びついて来て、抱っこをせがみます。

車の席も決まっていて、走り出すとすぐに寝てしまいます。

お店に着くとまたお散歩が出来ると知っていて、準備万端で飛び降りていきます。

 

若年性白内障

 

リンちゃん白内障になる

 

 

そんな楽しい生活も三年が過ぎたころに、妻がリンちゃんの片方の目が白いことに気がづきました。

早速動物病院に行き、診察してもらうと左目が「若年性白内障」と言う診断でした。

私たちには初めてのことだったので、びっくりしてしまいました。

獣医さんのお話では、片方の目が見えるので、今のところそれほど不自由はないけれど、これ以上進行しないようにと、薬を処方していただきました。

白内障の手術について説明を受けましたが、視力をしっかりもどす手術が出来る病院が、この地域にはあまりないと言うことでした。

もしも、手術という方法で治したいのなら、その獣医さんが、効果的な手術のできる大学病院を紹介してくれると言われました。しかし、人間の白内障の手術では考えられないほど、費用が掛かるので「私たちがリンちゃんの目のかわりになる」と答えたのを覚えています。

 

その後、白内障はあまり進行しなかったようで、鈴ちゃんの状態も至って元気のまま過ぎていきました。

 

 

キャバリアの平均寿命

 

リンちゃんが赤ちゃんの頃

 

キャバリアの平均寿命は、9年より14年と言われていますが、獣医さんの話しだと、9歳を過ぎるといろいろなことが起きてくると、言われました。

鈴ちゃんも3歳くらいのころから「僧房弁閉鎖不全症」が始まっていると診断されましたが、鈴ちゃんの場合、症状はその後あまり進まずに過ぎていきました。

ただ9歳を過ぎるこれから、いろいろ起きることに関して、覚悟しようと夫婦で話してましたが、その時想像していたよりも、厳しい現実が一つ一つやってきました。

 

10歳になるころからいろいろな変化が起きてきました。

 

鈴ちゃんも10歳になるころからいろいろな変化が起きてきました。

 

ここからのお話は、次の記事につづけます。

 

 

 

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