こんにちはwashioです。
今回は長野県美術展を観賞してやる気を高めた画家washioの話です。
美容室を閉店してから使える時間が増えたことで、せっかく画家専業として生活ができるので、我が長野県で毎年行われている長野県美術展「県展」に行ってきました。
実際に力作をみてくると大いに刺激になった1日でした。
目次
作品の感想
一言で言って、皆さんの熱さを感じた作品ばかりでした。
washio自身は「県展」には参加したことはないのですが、観賞に来るのはこれで2度目です。
以前お邪魔したのは10年くらい前。
まだ絵を描くことを生業にしようとは考えてはいない頃でした。
ですのでその時の感想は、みんな大きな絵で上手ですごいなーって思いました、今回は前回とは違い、「志」あっての見方をしました。
展示作品を拝見して一番感じたことは繰り返しになりますが、本当に皆さんの作品の熱さでした。
技術的なことも参考になる物ばかりで、色々な方法をチャレンジしている姿勢も素晴らしいと思いました。
応募総数594点の中から、入選作品36点。
その中の受賞作品は、どの作品も共通して感じたことは、「作品に妥協がない」ということ。
私も今まで何度か公募展に出品してきましたし、購入していただいた作品も数十点ありますし、アトリエにもたくさんの作品が保管してありますが、妥協せずに描き上げた作品は一体何点あるだろうかと改めて思い返しました。
確かに受賞できたり、お客様にご購入していただいた作品はかなり追い込んだ作品でした。
しかしアトリエに眠っているたくさんの作品は、妥協の産物が多い気がします。
創作のアイデア
絵を描くという頃を真剣に考えてから絵画の歴史を少し学びました。
絵を描くというと漠然としていますが、芸術という切り口で考えると絵を描くということはチャレンジ、「実験」の連続です。
その部分を考えても、県店に出品している皆さんのチャレンジを熱く感じ、おおいに刺激を受けました。
作品の感想のところで妥協のない作品を描く。
書きましたがここが難しところで、ただただいつまでも描き込むということではなく、例えていうなら一本だけの線でもそこで自分自身が納得できれば、それは妥協のない作品となります。
その境地にに至るにはまだまだ先かなと思いました。
イベントの雰囲気
今回鑑賞した会場は、長野市内にある「長野県立美術館」です。
この美術館の前身は「信濃美術館」として親しまれていましたが、2021年「長野県立美術館」として再オープンしました。
来館している方達は、見ていての想像ですがやはりご自分でこうした公募展に挑戦している方々が多いように感じました。
年齢層は平日ということもあって少し高めでしたが、若い方々のいらしていて、見るからにアートに携わっているという感じの方が多かったと思います。
画家としての成長
今回の展覧会を鑑賞して、繰り返しになりますが絵というものに関しての向き合い方が、もっと真摯に考えなければいけないと思いました。
自分自身にある程度自身があり、「我の作品どうですか、いいでしょ」という感じが見え隠れする自分自身の作品たち。
自宅に帰って自分の作品を眺めると、なんだか少し情けない気持ちになりました。
これからはキャンバスに向き合いながら、
自分は何を表現したいのか。
自分の姿勢はこれで良いのか。
この作品のできで自分は心から納得できるのか。
そんなことを念頭にキャンバスに行きたいと思いました。
長野県立美術館の紹介
善光寺の東側の城山公園内に位置し、善光寺から歩いても数分で行くことができます。
前身は長野県信濃美術館。
美術館には日本画家「東山魁夷館」が併設されています。
東山魁夷は長野県が作品と関係図書の寄贈をうけ平成2年に開館しました。
収蔵作品は970余点に及び、およそ2ヶ月に一度の割合で展示替えをします。
まとめ
地元長野県にも素晴らしい美術館はいくつもあり、良い作品も鑑賞することができます。
確かに東京には日本を代表する美術館がいくつもあり、ものすごい作品もたくさ観ることができます。
でも近くにも良いところがたくさんあるので、頻繁に美術に触れ合う時間を作るのが大切かと思いました。
日記的な記事でしたが、読んでいただきありがとうございました。
washio