箱と円筒で描く モルフォ人体デッサン ミニシリーズ (モルフォ人体デッサンミニシリーズ)
モルフォ人物デッサンミニシリーズ「箱と円筒で描く」これは便利です
こんにちはwashioです。
絵を描き始めると、どうしても人を描きたくなる。
そんなことを聞いたことがあります。
確かに私も絵を描くきっかけは
「人を描きたい」
と言うところから始まりました。
目次
沢山ある人物・人体デッサンが学べる本
以前の記事にもいくつかご紹介しましたが、
絵を学ぶための本は沢山存在します。
その中でも人物を描くために役に立つ本は最も沢山あると言ってもいいくらいです。
モルフォ人体デッサンミニシリーズ
今回はこのモルフォ人体デッサンミニシリーズの内容や使い勝手をご紹介したいと思います。
このモルフォ人体デッサンミニシリーズには今日ご紹介する
・箱と円筒で描く
・服のしわを描く
・関節と筋肉の動き
・究極の筋肉ボディーを描く
・骨から描く
・手と足を描く
・脂肪とシワを描く
があります。
全部揃えるというより、その時に必要なものを常に持ち歩く感じが良いと思います。
箱と円筒で描く
特にこの「箱と円筒で描く」は
- 頭部と頚部
- 下肢
- 上肢
- 下肢
と描き方のコツが書かれていて、ほとんどがデッサン集という構成です。
基礎からしっかり習いたいという方は、ミニシリーズではないものの方が良いでしょう。
デッサン集
頭部と頚部
頭部と頚部の項目に口・鼻・耳のデッサンがわかりやすく解説していて、
作品の途中で迷ったら開いて見る。
そんな使いかたがありがたいです。
ただ「目」「瞳」の配置やバランスのとり方は教えてくれますが、具体的な目や目玉のデッサンなどが全くないので、それはほかの本で参考にするしかありません。
体幹
体幹のデッサンでは箱は卵型から発展させたデッサンで、更にいろいろなポーズがあるので参考に出来ます。
モデルや写真では惑わされてしまう向きを箱で描いていくことによって、いびつにならず便利です。
特に男性と女性のデッサンを分けてあり、女性の乳房の引っ張られた時の伸びい方や向きなどが書かれていて参考になります。
上肢
上肢でのデッサンでは、肩、腕の筋肉の向きやつながりなどわかりやすく、手や指まで図解されているのでわかりやすく練習が出来ます。
手や指を描くのは本当に複雑でしんどいのですが、沢山のデッサン例があるので、苦手な私でも何度もまねて描くことで、効率よいトレーニングになりました。
手と指の握りや、つかみ肘や方との関連した向きなどデッサン例は豊富にありありがたいです。
下肢
下肢のデッサン例も、筋肉の付き方やねじれたときの向き、力が入った時と弛緩した時のゆるみなど見て取れるデッサンが役に立ちまあした。
この下肢の項目でも、足の指や裏、土踏まずなどのデッサン例はモデルが寝そべっているポーズなどではわかりにくいときもとても参考になりました。
この本は「180°に開く特別仕様」とあるだけ、本当にどのページも開いたままになっているので、
とても使いやすく、いつでも持っています。
まとめ
繰り返しになりますが、絵を学ぶ本、特に人物を描くための本は沢山あります。
しっかり勉強したい。
このパーツを詳しく学びたい。
そういう物ほど、沢山の書籍が出ています。
自分に合ったものを吟味してしっかり学ぶことが大切ですが、
今夏ご紹介したミニシリーズは、
ちょっとここがわからない。
このバランスってこれでよかったんだっけ。
なんて言うときに、サクッと開いて参考にしたり、
「一日一ポーズの寝る前の練習」
利用するのにはもってこいの本です。
これも繰り返しになりますが、
開いたページでとどまってくれるので、作品制作の途中で、ちょっと見る。
空き時間の模写練習。
そんな時に、大事なところでバサッと閉じてしまい、イラっとする。
そんなことが無いので、本当にうれしいです。
そしてこのミニシリーズ
ついでにあると本当に便利。
毎日のちょっと練習。
そんな使いかたがベストだし、是非持っていたほうが良い。
そんな感じです。
これからも私自身が持っていて、役に立つもの。
ご紹介できればと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
Washio