こんにちはwashioです。
真っ白いキャンバスの前に立っても、頭の中に何にも浮かばない時ってありますよね。
それが何日も続くと、だんだん焦って来ます。
皆さんはそんな時はどんなふうにしてそのスランプから抜け出していますか。
今回は備忘録を兼て、私はこんなふうにしていますということをご紹介します。
- 今すぐにできること
- 習慣化していく
- 心のケア
- テクニック的な刺激
- モチベーション復活について
- 作品化の実践プラン
- 自己批判対処法(心が折れそうな時)
- 自分向けのプロンプト
8つのステップで試していますが、順を追って全部をといいうより試してみようと感じたものだけでも、スランプ脱出のきっかけになっています。
1〜8まで簡単に説明します。
目次
1.今すぐにできること (今日の30〜90分リセット)
1.タイマーを30分にセット(絶対に長引かせない)
→ 目的:プレッシャーゼロの“短時間実験”。
2.紙とペン(または小さなキャンバス)を用意。テーマは「月」「ふたつの塔」「コーヒー」「少年」のどれか1つだけ。
このテーマは私の場合で、普段から「ふたつの塔」「少年」などをモチーフにしたシリーズを描いています。
3.30分でできること(例)
- 6つのサムネ(縦横の小さな四角にざっと構図を描く)
- 3色だけで色見本スウォッチ+小さな配色試作
- 写真を1枚(スマホ)撮って、その写真を元に1枚ミニ習作
4.終了後:良いところを1つノートに書く(小さな成功体験に変える)。
短さと明確な終わりが「やる気のスイッチ」を取り戻します。
2.習慣化していく: 1週間のプラン
- 毎日20分の「無負荷ドローイング」:好きな音楽などを聴きながら思いつくものをドローイングして、それに対して評価はしない。
- 週に1度「写真散歩」(カメラ持参で30〜60分、風景・色・影を集める)
- 週に1枚「実験習作」(小さいサイズで、テーマはランダム)を描く。SNSに上げるなら「制作過程の一枚」を添えると気が楽だし、反応があれば承認欲求も満たされます。
続けることが自信を回復します。量でまずは勝ちましょう。
3.心のケア:創作が嫌になったときの考え方
- 「作れない=価値がない」ではなく、休息も創作の一部だというふうに考えましょう。少しの余裕が意外とヒントを生みます。
- 完璧主義を手放す:50%で良い作品もあるし、50%が次を生む。未完成が全体の雰囲気をいいものにしてくれる時もあります。
- 小さな承認を自分で用意する。朝のコーヒー時間に今日の“やったこと”を書き出す。書く事が大切です。
4.テクニック的な刺激(視覚・素材の変化で脳を刺激)
- 新しい画材を1つ導入(例:顔料の違う青、パステル、コラージュ用の古い紙)新しい画材が増えると、少しワクワクしますよね。
- 大きさを変える:普段F10なら A4スケッチやB2の大きな紙で自由に。サイズが変わっただけで違うものも見えてくるから不思議です。
- 写真→ドローイング→色だけで再解釈:写真の色を3色に限定して描く。これは頭を柔らかくするトレーニングにもなります。
5.モチベ復活のための “作品群プロジェクト” アイデア(短期~中期)
下に挙げたものは、今までの作品のモチーフにしたものや、趣味・時々行くお洒落なお店・過去の忘れられない記憶など思いつくままに言葉にしたものをノートのページに、目次のように記し、ピンとくるものを1つ選んでシリーズものなどにして描いてみます。
- 「月と朝のコーヒー」 — 朝焼けの月を見ながらコーヒーを淹れる手元(朝の儀式)。
- 「二つの塔 — 青空と三日月」昼と夜の対比2枚組。
- 「雨粒に願いをこめて」犬の切ない視線(今までの作品コンテスト作の系譜)。
- 「丸山珈琲の道」 — カフェへの小径、光のリズム。
- 「青い池の記憶」 — 北海道、美瑛で見た青を幻想的に。
- 「ポストカードサイズの風景集」 — 12枚シリーズ(販売向け)。
- 「古い写真と新しい空」 — 20年前の写真をもとに幻想化。
- 「塔の中の会話」 — 2本の塔に寄り添う“気配”を描く。
- 「見守る月」 — ペットを通して“人”を表象する連作。
- 「焙煎の青煙」 — コーヒー焙煎の動きと匂いを色で表現。
- 「コーヒー酒の朝」 — 飲み方の物語を短い連作に。
- 「旧軽井沢の小路」 — 子ども時代の記憶を1枚に圧縮。
- 「旅するカメラ」 — 自分の写真から生まれる風景・習作集。
- 「夜の鳥たち」 — 鳥のいる静寂(家のの庭の野鳥)。
- 「二つの灯」拡張 — 同じテーマで季節・時間を変えて。
- 「記憶の缶詰」 — 小さなオブジェ(実物)を撮って絵にする。
- 「静かな授業」 — 教室に飾られた作品が子どもに与えた情景を想像して。
- 「はてしない物語の一瞬」 — 少年がページをめくる手元の風景。
- 「雨上がりの約束」 — 雲の切れ間に見える天上世界(出品作と合わせて)。
繰り返しになりますが、これは私が体験したり気に入っていたりなどのものを言葉と簡単な解説にをつけて一覧にしておきます。
平常の時に一覧にしておく事で、アイデアが浮かばない時に1から考えなくてもこの一覧からフィーリングで選ぶ事ができるので、便利です。
もっともスランプの時にはこうした言葉やイメージすら浮かびませんから、準備しておくと役に立ちます。
スランプは絶対にやってきます。
6.自己批判対処法(心が折れそうなとき)
- 「最近心の状態が良くない」と感じたら自分に対して3つ質問をしましょう:目的は? 誰のため? 次に何を試す?
- 30分ルール:自己批判に入って」しまったらタイマーを30分。その間は作業か休憩。30分という時間を長引かせない。(30分でも20分でも構わない)
- 作品を『試作(experiment)』呼称に変える:評価の重圧を下げる。描いている最中の作品がイマイチと感じたら、これは試作でこれからが本番と思い込みましょう。
7.小さな販売/成功体験の作り方(自己効力感を上げる)
- ミニポストカード10種セット → BASEやcreemaで低価格販売(限定10セット)
- 「制作途中」写真をnoteに載せて反応を募集(簡単なアンケート)
- Casie / minneで小作品出品(価格・サイズを絞る)
売れる/売れないに一喜一憂せず、フィードバックを得る場と捉えると軽やかです。どうしても気になるときは、今回の作品は別物と割り切る事が大事です。
いくつかの方法をご紹介しましたが、これは私のやり方です。
皆さんの参考になるものが一つでもあれば幸いです。
8.前回スランプにハマった時の私のプロンプト
- 朝、庭で1杯コーヒーを淹れて「月」を見てから5分ドローイング。
- 引き出しにある古い写真を1枚選び、それを幻想化する小さなスケッチを3枚。
- 「二つの塔」を昼・夜でミニスケッチ2枚。色は青系だけで。
- ペットの表情をもとに、1分クロッキー×10回。
- 焙煎機の写真を見て“匂い”を色で表す(3色)。
1週間でこれをやり切ると、自分の中で何かが変わってきます。
そして本当に良い作品を生み出すために、今生かされているんだと思えるようになりました。
最後に
スランプは必ずきます。
そのスランプを短期間で終わらせるかどうかが、重要です。
スランプは長引けば長引くほど深いものに育っていってしまい、絵を描く事自体が好きでは無くなってしまいます。
そして苦しい気持ちで描く作品は、たくさんの人が共感してくれる作品にはなりにくいとおもいます。
心を穏やかに絵を描く生活を楽しみたいものです。

