自分らしい作風を考えるための備忘録1モデリングペーストを使う3
こんにちはwashioです。
前回に続きモデリングペーストの具体的な道具を使ったやり方を記録します。
モデリングペーストは使う人の考え方で色々な事ができる、とても楽しい画材だと思います。
固さも主に3種類(ホルベインの場合)
他に混ぜ物をすれば、硬さや表現は無限にある気がします。
それに使い方もそれぞれ無限にあるかもです。
目次
モデリングペーストを使う道具
モデリングペーストを使う道具
と書きましたが、あくまでも私の使う道具という意味です。
私は主に次の3種類のやり方で使っています。
- ペインティングナイフ
- ローラー
- カタリストシリコンウエッジ
です。
ペインティングナイフ
ペインティングナイフの画材としての本来の使い方は分かりませんが、私は主にモデリングペーストの凹凸を出したりして、表現方法を変えてみたり、
キャンバスに均一にモデリングペーストを広げて、平に塗るなどに使っています。
こんなふうに引っ掻くように形を作り表現したり、
こんなふうに丸型のペインティングナイフで押し込んで形を作ったりします。
1枚目の画像は、ホフベイン製ハイソリッドモデリングペーストで、かなり固さがあり高さも作る事ができます。
2枚目の画像は、ノーマルタイプのフェニックス製のノーマルの固さのモデリングペーストを使っています。
フェニックス製のものは、前回の備忘録にも書きましたが、柔らかめで少し弾力があり、使いやすい。
価格が安いのも魅力ですが、何よりキャンバスに馴染むので使いやすいのです。
これは4000mlのものです。
かなり使えます。
ローラー
ローラーも本来はジェッソなどの下塗りをキャンバスにするのに使うもののようですが、モデリングペーストの表現道具としても重宝します。
主に使っているローラーは
- ターレンスグランドローラー
- DAISO製のシート貼りローラー
- DAISO製のクッキーローラー
ダイソーの製品が目立ちますけれど、使い勝手が良く安いのでいくつも揃える事ができて便利です。
ターレンスグランドローラー
ターレンスグランドローラーは 持ちでた木製になっていて、滑らないのでとても使いやすいです。
ローラーの素材が、少し水分を吸収する素材なので絵の具を吸収して紙にキャンバスに塗り広げるのに向いています。
均一ジェッソの下塗りをする時なんかは、とても便利に使えます。
ただしモデリングペーストで凹凸のある表現をしたいときは、思うようにキャンバスに乗らない気がします。(washioの考え)
やはりジェソなどを塗るようなのかなー。
私はジェッソを塗っています。
DAISO製のシート貼りローラー
DAISO製のシート貼りローラーは、程よいクッションがあり表面は水分などは吸収しません。
モデリングペーストの粘りを利用して、表現をするには使いやすと思いました。
上の画像のものはソフトタイプのモデリングペーストに、さらに水を混ぜて柔らかくしたものをローラーを使い伸ばしました。
制度が悪く改造が必要
しかし、全体プラスチック製で精密に作られていないせいか、ローラーの回転がスムーズにはいきません。
特に柔らかめなペーストを使うと、ローラーが回転しないで画面が汚く塗れてしまうので、持ち手も部品とローラーの部品にやすりなどをかけて、改造をして使っていますが、やりすぎると割れます。しかしDAISOには2種類の大きさのものがあり、100円ですので改造はします。
上の画像で赤い矢印のある部分の回転が悪いものは、外して紙鑢等で削って改造
下の画像の矢印の部分の幅が狭く、回転が悪いものもあるので、外して穴の内側を削って改造
カタリストシリコンウエッジ
このシリコンウエッジを持っている理由は。
使い方以前に持っていると格好良い(笑)
下地になるメディウムの広げ方や、絵の具の塗り込み方などを調べていると、偶然に見つけた画材です。
見た目が何しろオシャレ。
実際に購入して使ってみると、目的によっては使いやすいが道具です。
今まで上げていた画像のような、ナチュラルな感じや荒々しい感じは作れないのですが、均一に表現するには向いています。
また刃先の形状が何種類かあり、それによって色々な表現ができます。
ローラーのような予想外の表現は期待できませんが、計画的なリズミカルな動きなどはというの道具です。