アクリル絵の具。筆先が固まってしまうのを防ぐ方法。
こんにちはwashioです。
アクリル絵具を使った後に筆をしっかり洗ったのにも関わらず、筆先が固まってしまったことはないでしょうか。
washioはそんなことばかりで苦労していました。
もっともアクリル絵具用の筆は、ある程度使ったら新しいものに替えるとい感じで、消耗品的な使い方をしています。
それにしても石鹸を使ってしっかり洗ったつもりでいても、筆先がカチカチなんていうこともよくあります。
そんなことにならないために、ある方法がありました。
目次
アクリル絵具で使った筆の乾かし方
画材屋さんなどのサイトで筆の洗い方と乾かし方を調べると、石鹸等でよく洗いつるして干しましょう。
そう教えていただくことが多いです。
私もその通りにやってきました。
しかしそれでも次に使おうとした時、筆先が固まっていることがよく有りました。
自分ではしっかり洗ったつもりでも、筆の根元に残っている絵の具はなかなか取ることができません。
几帳面な方なら、何度もしっかりと洗って干して保管するのでしょうが、私はせっかちなもので次の作業にかかりたくて、いい加減になってしまうのかもしれません。
塗装店の友人に教えてもらった方法
たまたまそんな話をしていた時に、そんな話が塗装店をやっている友人の耳に入り、ある方法を教えていただきました。
この内容はあくまでも塗装業の方に聞いたやり方です。
それを私が勝手に理解して行っている方法なので、このやり方が良さそうだなと思った方だけ、筆を痛めてしまったり、使えなくなってしまう可能性もありますので完全に自己責任でお願いします。
その塗装店では水溶性のアクリル塗装も扱っていて、私の悩みを聞きつけ教えてくれたのですが、
結論から言うと、「洗った後の筆は筆先を上にして立てて乾かす」
でした。
私は子供の頃に書道を習っていて、その時の筆の処理の仕方は
「しっかり洗って筆先を下にして乾かす」でした。
まったく逆です。
ですので一般的な筆を洗ったら下を向けて吊るして乾かしていました。
塗装店の友だちの話では、
筆をしっかり洗っても、どうしても少しは塗料が残ってしまう。
筆先を下に向けて乾かしていると、その残った塗料も筆先で固まってしまい、使いにくい筆になる。
しかし筆先を上に向けて乾かせば、残った塗料は筆の根元にたまり、筆先に影響しにくい。
と言うことでした。
眼から鱗が落ちる思いでした。
確かに根元に塗料が残り何度も繰り返すうちに、根元がゴワゴワしてきていずれは使えなくなります。
私の場合繰り返しになりますが、アクリル絵具に使う筆は、使い捨てに近い感覚で使います。
コリンスキーなどの高級な筆では流石にそんなことは考えませんが、アクリル絵具ようの筆はそんな感じです。
実際に使用後筆を洗い、筆先を上に向けて乾かすようになってからは、次に使うときはとても使いやすく重宝しています。
本当に良いことを教わったとその友人にもいつも感謝しています。
しかしこれはあくまでwashioの使用法なので、ご自身で責任を持って試してくださいい。
くれぐれも高級な筆では行わないようにしてくださいね。
筆先が固くなってしまったら
アクリル絵具は皆さんもご存知の通り乾くと耐水性になります。
そして筆やパレットが使えなくなってしまいます。
そんな時は専用のクリーナーで洗いましょう。
普段は筆先を上に向けて洗い、時々クリーナーできれいにしましょう。
クリーナーの記事はこちら。
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今日も読んでいただいてありがとうございました。
絵を描いていると色々悩んだり苦しんだりすることがあります。
それでも絵を描き続けるのは何故なんでしょう。
絵って本当に限りない魅力があるんですよね。
色々な感じ方もありますけど、絵を愛する皆さんと幸せを共有していきたいと思います。
よろしくお願いします
washio