こんにちはwashioです。
前回の続きでモデリングペーストの使い方の備忘録。
目次
モデリングペーストの固さと用途と注意点
モデリングペーストの固さと用途と注意点
前回の使い方に加えて、その後上に絵の具をのせない状態で置いておいたキャンバスの状態を記録します。
モデリングペーストは使い方ではとても楽しく、色々な表現ができて役に立ちます。
しかしこんなところ気をつけた方がいいよ。というところを今日は記録するので参考になる方はどうぞ。
モデリングペースト・ハイソリッドの場合
ハイソリッドは名前の通りより固く、立体の表現がしやすい。
とてもハードな表現ができて、面白い。
画像にあるようにかなりとんがった表現ができます。
注意点
固くて立体感を作れるのは、作者が作品の目的に沿って使えば良いのですが、注意点としては
固く仕上がるので
- とんがっているところが割れやすい
- 曲げたり歪めたりするとひび割れる
そんなところを注意しながら扱いましょう。
割れなどを防ぐ
割れるのを防ぐには、ジェルメディウムを使って、柔軟性を持たせると良いのだが、混ぜすぎると固さが弱くなるので注意。
バーニッシュを重ねて塗り、表面を強くする。
これはアクリル絵の具を塗った後に、ハイグロスパーニッシュを仕上げ剤に使ったもの。
バーニッシュハ5〜10回ほど乾かしては重ねて塗る、をくり返したもの。
表面がかなり強くなり、多少粗く扱っても壊れにくくなった。
その代わりハードな感じが少し失われるので、加減に注意しる。
モデリングペースト
これは普通の固さのモデリングペーストですが、ハイソリッドより粘性があり柔らかな表現ができます。
その代わり盛り上げる高さを求めるには不向き。
量を増やしても、盛り上がりに限度があり、乾燥させるとハイソリッドのものよりも痩せる率が高い。
この作品は丸型のパレットナイフを押し付けて表現した。
※モデリングペーストは各メーカーから販売されていますが、商品いよっては痩せ方が激しかったり、時間と共に黄ばんできたりするものもあり。
以前モデリングペーストを使う作品をたくさん制作していた頃 安価だったので使用したのが
フェニックスというメーカーのモデリングペーストでした。
4000mlで4000円ぐらい。
安くて良かったのですが、痩せる率が多く時間と共に黄ばみが出てしまった。
最も痩せるのを想定した作品を制作して、上にアクリル絵の具を塗れば全く問題はない。
上記画像も黄ばみはあるが、5年くらい前にキャンバスに作ったものです。
少し柔軟性があり、割と使いやすかった。
参考に笹部用画材店で購入
当時より1000円くらい高くなっています。
⬆︎リンクします
今日はここまで記録します。
次回は使うための道具を記録
パレットナイフ
ローラー
カタリスト
これらを使った下地表現を記録する予定
もし参考にしていただいた方がいたら、これはあくまでwashioのやり方ですので、ご自分で行う際は自己責任でお願いします。
私も試行錯誤して、こんなやり方だとこんなふうになるなと思った事。
参考にして利用できるのでしたら、大いにやってください。
ここまで読んでいただいてありがとうございます。
washio