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自分らしい作風を考えるための備忘録1モデリングペーストを使う1

自分らしい作風を考えるための備忘録1

 

こんにちはwashioです。

作品の制作ばかりに力が入っていて、ブログを更新することをすっかりおざなりにしていました。

なんのためのブログなのかわからなくなってしまったので 整理し忘れないための備忘録的なカテゴリーを作りました。

自分のアート作品に自分らしさはそんなに必要なのか?

そんなふうに考えていたのが、絵を描くということを本業として捉える前のあまちゃんの頃でした。

生業としていた美容室を閉店させて、絵を描いて生きていきたいと背水の陣で始めた今の仕事。

「絵が好き」だけでは生きていけない世界ということは分かっていたけれど、実際に絵を描く以外の収入がない状態で生きていると 本当に厳しいものを感じます。

そこで私の作品を見れば「washio」の作品だと分かってもらい、尚且つ「これはいいねー。ぜひ欲しい」と思っていただかないといけない。

もっと言えば「この人の作品を集めたい」ぐらいにならなければダメだなーと思う。

作風を考える

作風を考えるということで、アートに携わる方々はみなさんそう考えながら仕事をしていると思います。

今回作ったカテゴリーは 毎日作品を描く中で、これはいいじゃんと思い試して見て良かったものを書き記すという備忘録を目的としたカテゴリーです。

 

自分の使っている画材はこれで良いのか

自分の使っている画材はこれで良いのかということは、最初の頃によく考えていたことで 画材を考えることで作風を自分らしくしようと思っていました。

今はインターネットで色々な種類の画材も手に入れることができます。

最初に絵を描いて生きていきたいと思ったのが今から12年前の2013年。

その頃は漠然と考えていました。

 

アクリル絵の具との出会い

アクリル絵の具との出会いは、あるサイトでとても興味深い記事を書いていたZINさんの

「世界画家旅人」

そのZINさんが絵画教室の生徒を募集したので、迷わず受講しました。

アクリル絵の具という画材は その時まで知りませんでした。

もっぱら鉛筆で写実に描くことばかりしていましたが、写真を見てリアルに絵を描いていて、そっくりにかけると

「俺ってすごい」

と思っていい気になっていました。

当時は美容室を営んでいて、自分の描いた作品を飾りそれ絵を見たお客様に描いて欲しいと頼まれて、いい気になっていました。

 

写実に描くこともすごいことです

写実にかけることはもの凄いことですが、ある時自分の描いた作品を観てこんなふうに思いました・

「写真のように描いたものを飾っていても、写真を飾っているのと何が違うのだろう」

お客様にこれ綺麗な人の写真だねーモデルさん?

って聞かれて、

いやーこれは私が描いたんですよー

えーすごい

てな調子でいい気になっていましたが、絵のことを聞かれなければきっと写真だと思っているお客様も多かったのでしょう。

人の心を掴むのには、何か他のことをしなければと思い始めたのもこの頃です。

 

写実がで人の心を掴む画家さんはすごい

写実がで人の心を掴む画家さんはすごいです。

私も写実画(鉛筆画)で頑張っていましたしその頃はすごいと思っていましたが、今思うとこの程度で人の心を掴めるなんて全く甘かった。

 

眠る女

今になってみると、なんとなく写実の鉛筆画・・・程度

写真見ながら同じサイズの絵を描くなんて、根気があれば難しくないことです。

 

写実の反動で

写実鉛筆画の反動で、全く違うものを描き始めました。

俗にいう「現代アート」っていうやつですか。

 

モデリングペーストを使った作品とおすすめの使い方

 

 

こんなふうにモデリングペーストを使い、グラデーションを活かしたイメージのアート。

モデリングペーストはパレットナイフで横ラインをランダムに引いて表現したり、丸みのあるパレットナイフでタッピングのように動かしてバブル風(泡のような)の表現を作り、その後でアクリル絵の具を使い 刷り込みブラシで叩くように塗り込んだり、グラデーションをつけたりして表現しました。

俺ってかなり天才かな、なんて思っていましたし美容室のお客様やインターネットでも何点か続けて販売できたシリーズです。

でもなんとなく似た感じの作品がネット上にたくさん見られるようになり、自分らしさっていうのは難しいと思った頃です。

今でもこの表現で作品を描くことがありますが、色々経験してきて身についたこともあります。

たとえばモデリングペーストもハードなものを使えば使うほど、立体、凹凸と迫力ある表現ができますが、やはり硬い分長い時間がたつとひび割れてくるという欠点があります。

そこでジェルメディウムを混ぜて使うと柔軟性が出て、ひび割れが起きにくくなります。

私はホルベインのモデリングペーストを使っています。

スタンドパックは使い出があって質感もとてもいい。

ホルベインモデリングペーストハイソリッド(硬め)

ホルベインモデリングペースト(普通)

ホルベインモデリングペーストライト(柔らかい)

ホルベインジェルメディウム(ひび割れが起こりにくくなる)

 

 

 


 

 

 

試してきた自分の作風を進化させる

試してきた自分の作風を進化させる

とは

色々な表現方法にチャレンジしてきて、それを捨てて新しい方法を取るのではなく、チャレンジした画材や方法、手段をどこかに応用できないか。

もしかしたらこれから先に役にたつ事があるかもしれない。

そう考えて、試してみて全く失敗だなと思った事も、ノートに記録しておいてどんな事がダメだったか、惜しいところはどこか?

など自分に蓄積します。

ほんと、それって私にとっては大切です。

モデリングペーストはこれから自分にとって、強い武器になると思い色々試しています。

私が試すぐらいのことのので、色々なアーティストはもっとすごいことやっていると思うけれど、経験をしっかり蓄積していけばきっといつかは自分だけの作風を確立できると思っています。

 

 

今なおチャレンジ中 さらに記録します

これから少しづつ記録して言おうと思いますので、備忘録ですが参考になる方は試してみてください。

それでは本日はこの辺で。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

washio

 

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