わんこ 生き方

愛犬の死が私にくれたもの。「今までありがとう」

14年間つれそった愛犬

 

こんにちは、washioです。

毎回お付き合いいただきましで、ありがとうございました。

愛犬の鈴ちゃんのお話は今回でいったん終わりになります。

14年間という長い期間一緒に暮らしてこれたことは、私の人生の中でも大変意味のある歳月でした。

この記事を書いている時も、恥ずかしながら 涙が止まらなくなってしまいます。

しかし愛犬の鈴ちゃんが亡くなったことで、新しく開けてきたことがありました。

 

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愛犬の死が私にくれたもの。「鈴」と暮らした14年間「今までありがとう」

愛犬の死が私にくれたもの。「鈴」と暮らした14年間「今までありがとう」

5回にわたって書かせていただきました、愛犬鈴ちゃんの記事ですが今回でいったん終わります。

鈴んちゃん最後の1年頑張りました

亡くなる1年6カ月前くらいから後ろ脚の麻痺が始まる

もうすぐ13歳を迎えようという春を過ぎたころから、高齢のせいもあり本当に足の筋肉が弱ってきました。

お膳から特に後ろ足がマヒしたようになることもしばしばあったので、それも手伝って足元がおぼつかなくなってきました。

横になると起き上がるのも大変なようで、のどが渇いて水を飲みに行くのも一苦労です。

やっと水を飲むことが出来ても、ベッドに戻れずに床の上で寝てしまいます。

すぐに起こしてあげたいのですが、そうしていくと本当に自分では動けなくなってしまうので、なるべく自力で動いてもらうようにしていました。

ご飯を食べるときはモチベーションも上がるらしく立ち上がろうとするのですが、肉球が高齢のためにグリップがきかなくて、なかなか安定しませんでした。

そのため滑らない靴下をお履かせたりしたこともありました。

 

亡くなる1年前には完全に寝たきりになりました

亡くなる1年前あたりからほとんど寝たきりになりました。

しかしペットも高齢になると、段々赤ちゃんになってくるようで、とても可愛いです。

寝たきりになるも、そこで安定している期間

寝T乖離になってもめぢからは酢

意識はまだまだ元気です。

 

上の写真はちょうどなくなる1年くらい前になります。

後ろ足はもうあまり利かなくて、排せつをするのも大変でした。

鈴ちゃんは変なところが神経質で、おむつを履かせていても、その中で用を足すことがありませんでした。

おしっこをしたい時は必ず私たちを呼びました。

お店の営業中は、出来るだけ我慢してから呼ぶので、時間を見てこちらが排せつをさせました。

その頃に大変だったのはそれくらいで、本人は(犬)あっけらかんとしていたので、カートに載せていろいろな所へ連れていきました。

自宅が軽井沢でしたので、プリンスショッピングプラザには、ちょくちょく出かけました。

そこにはいろいろなワンコが来ていたので、気兼ねしなくても連れていけて楽しかった。

 

床ずれを防ぐための対策

床ずれ防止ベットに寝る愛犬

床ずれ防予防ベットとサポーター装着鈴ちゃん

 

床ずれを予防する、ベットやサポーターも専用の物があるんですね。

しかし結局人間が寝返りをうたせてあげるのが一番です。

最後の半年くらいは、夜も定期的に寝返りをうたせていました。

そんなふうでしたので、妻は毎日寝不足に悩まされていました。

 

幸せな人生だなと感じてもらいながら逝かせたい

 

ペットが自分の人生なんて考えられるはずもないのですが、長い時間ペットと暮らしていると人間と同じ感覚て生きているような気がします。

 

食べたいものをなんでも食べさせる

 

下半身がマヒなのでこんな食べ方しかできない愛犬

下半身がきかないので、こんな格好で食事

 

食欲があるうちは大丈夫。

獣医さんに言われて、鈴ちゃんの食べたそうなものを、いつも考えていました。

 

獣医さんのおすすめで、ラム肉を与えたこともありました。

 

獣医さんのおすすめでラム肉を食べさせたこともありました。

犬はもともと肉食なので、動物臭のあるお肉、シカ肉やヒツジの肉は大好物。

野生の本能がよみがえってきて、元気になるそうです。

生のラム肉を扱っているお肉屋さんなんてわからないとお尋ねすると、親切に教えていただけました。

フードに少し混ぜて食べさせると。

確かに目がランランとしてきて、確実に元気になりました。

元気のないときは必ずラム肉を食べさせるようにしていました。

確かにドライフードは、飼い主が簡単にエサとして簡単に与えることがききます。

そしてペットの歯磨きなども、あまり気にしなくても良いものも沢山あります。

しかし本当にペットが元気になるのなら、簡単なんかいらない

一生懸命手をかけてあげたい。

今はそんな気持ちです。

その当時は見当たらなかったのですが、今はとても良い専用のフードが手に入ります。

 

今はこんなおいしそうなお肉が買えるんですね。

鈴ちゃんが生きていたら食べさせてあげたかったのに。

鈴ちゃんがパクパク食べる姿が目に浮かびます(涙)

 

 

今までありがとう

 

14年半。

愛犬の鈴ちゃんが天国へ旅立ちました。

鈴ちゃん今までありがとう。

愛犬鈴

亡くなる6時間前の写真です

 

上の写真は、亡くなる6時間目の物です。

1か月前ぐらいから食欲がどんどん落ちていきました。

動物病院の先生は、食欲のあるうちは大丈夫ですよ。

と言っていたので、鈴ちゃんとお別れする日もだいぶ近づいてきたのだなと感じました。

その頃のは、もう昼も夜もなく、小さい声ですが鳴きます。

自分の死期が近づいてくるのがわかるのか寂しそうな声で、夜中も鳴きます。

 

亡くなる一週間前くらい前から、ほとんど食べる物は口にしません。

牛乳やプリンをほんの少し口にするくらいです。

しかも口に入れたプリンは飲み込むことも出来ずに、そのまま口のわきから流れ出てしまうこともありました。

妻は24時間、鈴ちゃんに付きっ切りでした。

それでもお店は営業しています。

お客様には関係ありませんものね。

 

最後の時

 

私は翌朝、通勤で車の運転があるので一足先にベットに入りました。

その日は睡眠不足で、よく寝てしまいました。

妻の声に起きたのが朝の5時くらい。

「鈴ちゃんダメ見たい」

ビックリして飛び起き、鈴ちゃんの居るリビングへ行くと、目を閉じた鈴ちゃんが居ました。

私は駆け寄って鈴ちゃんの名前を呼ぶと、全身が一度震えたように見えました。

そしてその後、ペットシーツに鈴ちゃんの温かいおしっこが流れてきました。

それを見て、本当にこれで鈴ちゃんとの生活が終わってしまったんだと悟りました。

その後しばらく鈴ちゃんを眺めていても、今にも目を開けて鳴きだすかのような気がしてなりません。

 

ペットを飼ってる方はみんなそう思うことでしょうけれど、

うちの鈴ちゃんは特別でした。

タダの犬ではなかったんです。

人間と同じ気持ちをもって、同じように感じ、一緒に悲しんだり、一緒に喜んだりできる犬でした。

どこに行くのも一緒に出掛けました。

どうしても用事があって、動物病院に一晩お泊りした時の鈴ちゃんは、悲しくて悲しくて下血してしまいました。

その時以来、もう絶対に鈴ちゃん一人にしないって心に誓いました。

今はそんなさみしがりの鈴ちゃんを、先に送り出せて良かったと思っています。

私たちが看取って上げることができて、良かった。

 

私たち生きている者にもこれからも、いろいろな出来事が訪れるでしょう。

本当に大変なことがやってきて、愛犬と一緒に暮らしたことなどすっかり忘れてしまうかもしれません。

でもまた、ひと段落したときに、鈴ちゃんと一緒にいたことを思い出すでしょう。

それで良いと思っています。

楽しいことや悲しいことがあった時に、鈴ちゃんのことを思い出して一緒に楽しんだり、慰めてもらったりすればいいと思います。

またきっとどこかで生まれかわってひょっこり会えるかもしれないと思います。

 

いつか会える日まで。

いつかまた会えるね。

おしまい。

 

ここまで読んでいただきありがとうございます。

鈴ちゃんのお話は一応これでおしまいです。

だってまた悲しくなっちゃいますからね。

でもそれによってまた画家として新しいチャレンジのきっかけが出来ました。

次回はそのお話をしたいと思います。

 

 

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